作り方の説明

2018年7月 3日 (火)

マチ付きグラニーバッグ

もう7月、1年の半分が終わってしまいました・・・ついこの前東京ドーム(1月のキルトフェスティバル)だったような気がするのですが
7月1日から市川駅のシャポー改札口がシャポー改装のため閉鎖されてしまいました。来年の夏ごろまでの予定だそうです。とっても不便、でも1年がこんなに早いのだから、「シャポーきれいになったねえ」なんてランチしながら話す日もあっという間にやってきそうです。

そして7月になったばかりなのに真夏のようなお天気の毎日です。
自宅から自転車でちょっと行ったところのとても小さなため池では蓮が満開でした。2つの池にそれぞれ黄色と淡いピンクの蓮が咲いていました。


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ピンクの蓮の池にはグロテスクな顔の模様の亀が2匹。池の水を全部抜こうみたいなテレビ番組を見ていたら同じ亀がたくさん捕れていました。とてもやっかいな亀だそうです。


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さて、今日の本題はこちら。第5回通信販売で紹介しているマチ付きグラニーバッグです。
綿麻キャンバスのプリント布をお買い上げの方に作り方コピーをプレゼントしています
ブログでは作り方コピーには載っていないちょっとしたコツを紹介します。

布はこちらテープはブルーグレーです。


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まずは布に印を写します。作り方コピーでは半分の型紙ですが、倍にして全面にするのがおすすめです。文鎮など重りを置いて写すとよいでしょう。合印は必ず入れておきます。


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マチの印付け。私は定規で線を引いてから口部分のカーブだけ型紙で写しました。
型紙を作ったほうが簡単だと思います。


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バッグ本体2枚、マチ布2枚裁ちました。柄に向きがある布はマチを底中心でつなぐことが必要です。向きがない布でも続けて裁つより用尺が少なくて済みます。
縫い代はきちんと1cmに切り揃えておきましょう。


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本体とマチを縫い合わせます。合印がついているから待ち針を打つのも簡単です。


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縫い代はマチ側に倒してミシンステッチをしました。


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中袋も同じように作りますが、縫い代は本体側に倒してミシンステッチも入れていません。
中袋の布はこちらです・・・もちろん同じ布にしなくてもよいですよ


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表袋と中袋を外表に重ねて口まわりを一周しつけで縫います。


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ダーツをたたんでしつけで縫いとめます。縦にしっかりとしつけで縫っておきましょう。


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テープの上に袋の口部分をのせてしつけで縫います。布の端がテープの真ん中に来るようにします。真ん中よりは上にならないように気をつけてくださいね。
このテープは柔らかいので縫いやすいです。テープの端をミシンで縫います。縫い糸はテープの色に合わせます。


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テープを表にたたんで端ミシンをかけます。先ほどのミシン目を隠すようにしてくださいね。


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裁ち切り114㎝のテープを用意します。長さは自由に変えてくださいね。
縫い代分を1㎝として輪になるように縫い、縫い代は割ります。反対側の中心に合印を入れます。


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マチの中心とテープのつなぎ目、合印を合わせます。口部分と同様にテープの上にバッグをのせて、テープの端をミシンで縫います。


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テープに半分に折ってしつけをかけ、ミシンでぐるっと一周縫います。


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テープのつなぎ目はきれいに端ミシンをかけるのがちょっと大変です。まずは縫い代を内側に入れながら手縫いでテープの端をまつっておきましょう。
厚みがあるのでミシンはハンドルをゆっくり回しながらかけていきます。
ミシンが大変という方はこの部分は手でまつっておくだけでもOKです。


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マグネットボタンをつけると実用的です。


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作り方コピーには載せられなかったポケットの作り方を紹介します。
中袋布の余り部分で18㎝×38㎝の布を裁ちます。


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口部分を折って端ミシンをかけます。


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ポケット部分を15㎝折ります。


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後ろ側に左右の縫い代を1.5㎝アイロンで折ります。


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ポケットと重なる部分の後ろ布を7ミリぐらい切り落としておきます。
底から1㎝、ポケットの口から1㎝ぐらいは残しておいてくださいね。


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1.5㎝に折った布を半分に折って(7ミリぐらいの三つ折りになる)端ミシンをかけます。


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こんな感じのポケットになります。


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タックをしつけで縫った後にポケットを口部分にしつけでとめておきます。
それからテープと口部分を縫います。


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この布、表にしてもかわいいですね。ポケットがなければリバーシブルで使えそうです。


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1つ作れば、あとは簡単。まとめて3つ作りました。
布とテープの組み合わせは自由です・・・・と言いつつ見本の組み合わせを紹介しておきますね。

A12には濃グレー


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A14にはカーキA15にはアイボリーです。


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裏布は普通の厚さの布がおすすめです。表布が優しい色合いなのであまり濃い色の布はやめたほうが良いかなと思います

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2018年5月12日 (土)

ビニールポーチの作り方

とってもお久しぶりです。お久しぶりにもほどがある・・・・ですよね。
生徒さんにはブログが読みたくてスマートフォンにしたのに~なんて言われてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、なかなか時間がとれなくて
作品作りは細々頑張っているのですが本や雑誌に掲載される作品はブログで取り上げることができなくて・・・と言い訳ばかり並べるのはよくないですね。

まずは催事のお知らせです。5月17日から21日までジェイアール名古屋高島屋で開催されるキルトショップバザールに出店します。今日、たくさんの段ボールを送り出しました。荷物を送りだしたら気持ち的には半分以上終わったようなものなのですが、これからが本番。たくさんのお客様に来ていただけるとよいなあ、頑張ります。
すてきにハンドメイドに連載された「アルファベットで描く生きものタペストリー」の作品も持って行きます。作品をご覧になるだけでもぜひ足をお運びくださいね。

では、今日の本題「ビニールポーチ」の作り方です。
このポーチ、前面がビニールだから中が見えて、本当に便利なのです。作り方はキットの説明書でも十分わかりやすいのですが、ちょっとしたコツなどと一緒に写真で紹介します。

今回紹介するのはこちらの作り方。表布がペンギンで、中布がストライプ。
写真ではわかりにくいのですが(何か入れて写せばよかったと今気づきました)前面は透明ビニールです。

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まずは材料を正確にカットします。布もビニールもカッターマットのマス目を利用してカッターで裁つのがおすすめ。特にビニールは線を描きにくいのでカッターが絶対便利です。

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材料が用意できました。茶色の四角いものは合皮のテープ。両端の縫い代の始末に使います。お好きな布でくるんでもよいです。ファスナーはフリースタイルファスナーを使用します。普通のファスナーでも作れますがフリースタイルファスナーだと作業が楽です。

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表布と中布を中表に重ねて間にビニールをはさみます。柄の向きに気をつけてくださいね。ビニールは待ち針が打てないのでクリップが欠かせません。

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端から1㎝のところをミシンで縫います。縫い代の幅はミシンのメモリを利用するとよいでしょう。1㎝でなくてもよいですよ。

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布を表に起こしてしっかり押さえます。アイロンはかけられないのでコロコロオープナーで力を込めてコロコロ

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ミシンステッチをかけます。

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ビニールの口側をパイピング布でくるみます。パイピング布は表布と共布。バイアスではなくて地の目で裁ちます。ビニールの上に布がのっているので普通の押さえ金で問題なく縫えます。

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パイピング布も折ってコロコロしたら端ミシンをかけます。透明でわかりにくいのでビニールって入れてみました。

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ファスナーの上にビニールの口部分をのせて縫います。右側を少し長めにしておくと後でスライダーを入れやすいです。

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ミシンで縫います。押さえ金がファスナーの歯に引っかからない位置で縫っています。

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ファスナーの端を抑えるようにもう1本ミシンステッチ。

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次は表布にファスナーをつけます。フリースタイルファスナーは表裏がありません。この時は待ち針で大丈夫。ファスナーの左側を少し長くしておきます。

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中布に表布を中表に重ねます。ミシン目を見ながら、ミシン目の上をもう一度ミシンで縫います。写真ではわかりにくいのですが・・・ミシン目の上を縫っています。

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表に返すとこうなります!

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そしてミシンステッチ。

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スライダーを通します。ファスナーの片側を長くして、長いほうからスライダーを通すとよいでしょう。スライダーは必ず大きい側から入れます。

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余分なファスナーをカットします。

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両端の縫い代は薄手の合皮でくるみました。合皮を折って端をくるみます。合皮の幅は前面より後ろ面を少し長めにしておいてくださいね。上下の端は縫ってから切りそろえるので少し長めに残しておきましょう。

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クリップではさんで、端をミシンで縫います。ファスナーの歯のところはミシンをゆっくりかけます。あらかじめ縫い代部分だけ歯を抜いておいてもよいですよ・・・くいきりで簡単に取れます。

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上下と後ろ側の余分な合皮を切り落とします。ミシン糸の始末もお忘れなく。

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色違いも作りました。小さいポーチは両端を布でくるんでいます。

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試作品、キットの見本、自分のものなど全部で13個作ったはず・・・慣れてきたらぴったり30分で1つ作れるようになりました。
私はスマホケースとカード入れとして使っています。
理屈がわかれば大きさは簡単にアレンジできます。
プレゼントにもおすすめ

キルトパーティのスタッフもこんなにかわいく作りました

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