新商品の紹介

2017年7月28日 (金)

とっても簡単ショルダーバッグ

赤ちゃんパンダの名前の募集が始まりましたね。
やっぱり2文字の繰り返しかな うーん、なかなか難しい。
以前(トントン?古すぎ?)はパンダの赤ちゃんなんて全然興味がなかったのですが、
今回はニュースをじっくり見ています。
大きさが〇cmになったなんて聞くとスケールで確かめて両手で形を作ったりして。

さて、今日ご紹介するのはとっても簡単に作れる帆布のショルダーバッグ

斜め掛けショルダーバッグを毎日使っているので、このバッグは見た時から絶対に作ろうって決めていました。

自転車の鍵と定期を入れるポケットは必須なのでちょっとだけアレンジして作りました。

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まずは線の通りに布をカット。ロータリーカッターがおすすめです。

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布の裏にラミネート加工がしてあるので繊細な布切ばさみは使わないほうがよいと思います。
生徒さんからロータリーカッターだと時々切れていないところがあるのが気になるって言われましたが、たぶん刃に傷がついてしまったからです。
を替えれば気持ちいいぐらい切れるようになります。
ハサミと違って簡単に刃を替えることができるのもカッターのよいところ。

マチのところは細かいのでハサミがおすすめ。

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カットしました。持ち手2本、バッグ本体、ふた、ポケットです。ポケットはおまけについているラベル部分を使いました。

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ふたが落ち着くようにマグネットボタンをつけてみました。直接つけてもよいのですが布でくるんだ方が見た目がかわいいです。
しっかりと布でくるみます。

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ふたにマグネットボタンをつけました。

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ふた完成です。途中の写真がありませんが中表に半分に折って左右を縫ってひっくり返しただけ。
周りに端ミシンをかけて縫い代を落ち着かせます。糸は布に合わせた色を用意してくださいね。

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この布は裏側にラミネート加工がしてあってしっかりしているのですが普通のミシンで全然問題なく縫えます。

持ち手の布2本をつなぎます。かなり長めなので私は初めから30㎝カットしました。
右下がカットした部分。

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アイロンで折ります。ラミネート加工なので高温で長くかけるのはやめておきました。大丈夫なような気もしましたが・・・・まずは試してみてくださいね。

待ち針を打つこともできますが、仮止めクリップがとても便利。
力を入れずに厚手の布をはさむことができて、針の穴もあきません。

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ポケットは口部分を折って端ミシン。残りの3辺はアイロンで折っておきます。

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本体にミシンで縫いとめます。ミシン糸はバッグ本体の色に合わせます。

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本体の表面にポケットを縫ったときのミシンの下糸が見えます。
布と同じ色が目立たなくておすすめ。

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本体の脇の縫い代を割ってマチを縫います。
縫い代の始末が要らないのでとても簡単。

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持ち手をつけます。私は縫い代部分を少し長めに置きました。

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ふたをつけます。やっぱり仮止めクリップが便利。クリップをはずしながらミシンをかけます。

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口部分に一周ミシンステッチをかけてから、私は持ち手部分にもう一度ミシンをかけておきました。

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マグネットボタンをバッグ本体に縫いとめて出来上がり

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かかった時間は2時間ちょっと
一番面倒な印付けと縫い代の始末がないのがなんといってもよいです

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バッグ一つが作れるパネルプリントは¥1,728
ウェブショップ以外でも販売しています。お気軽にお問い合わせくださいね

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2016年10月28日 (金)

パッチワークツリー

やっと秋らしい気候になってきましたね。
先週は台湾に行ってきました。斉藤の講習会の手伝いです。
台湾はまだまだ暑く湿度もすごく高くて、成田に戻ってきたら空気が澄んで冷たいなあって感じました。
いつもだと(なんていうほどの経験はありませんが)成田に着くと空気がもわーってしているなあって感じるのに・・・
秋の空気は気持ちがよいですね。

台湾の話もブログに書きたいなあ、早く書かないと忘れてしまう
でも今日は昨日からウェブで販売しているパッチワークツリーの作り方です。

三角をつないでツリーを作りました。この方法で作るツリーはいろいろありますよね。
クリスマスのプリントをそのまま三角に裁って作れば簡単ですが、ちょっとだけ手間を加えて裁ち切りの布をアップリケして作ってみました。

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初めに6枚の三角で作ってみたらあっという間に出来上がったので10枚でも作ってみました。キットでは10枚のものが1つ作れます・・・・もしかしたら6枚のものが2つ作れるかも。
でも木の布は1つ分です。アップリケの布は多めに入っています。

アップリケに使ったのはこのUSプリント。素朴でおしゃれなデザインです。
この布単品での販売はございませんm(_ _)m
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表布はセンテナリープリントを使っています。

まず表布を裁ちます。
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次にアップリケ布をカット。布を直接カットしてもよいのですがアイロン両面接着シートが便利です。ほつれにくくて、しつけも要りません。
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モチーフより大きめに切った接着シートを布の裏に貼ります。

モチーフをカットします。
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柄の部分より5ミリぐらい大きめにカットするのがポイント。おおざっぱなラインでカットする方がよいでしょう。

接着シートの台紙をはがします。
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表布にモチーフをアイロンでつけます。
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写真は3枚分ですが、まとめて全部作ってしまうのがおすすめ。
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アイロン接着シートを使わないときはモチーフの外回りをしつけで縫いとめてくださいね。


ミシンでモチーフを縫いとめます。端から2ミリぐらいのところを縫います。
かわいく目立つように赤い糸がおすすめ。
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表布と同じ大きさに裁った裏布を中表に重ねて、キルト綿の上に置きます。
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返し口を残してミシンをかけます。ミシンの糸はに変えましょう。だから全部まとめて作業をするとよいですよ
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余分なキルト綿を切り落とします。写真にはないのですが、角の部分の縫い代をカットすると角がきれいに出ます。
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表に返して角を目打ちで整えます。
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返し口を閉じます。
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木を作ります。表布を中表に折ってキルト綿の上に重ねて、返し口を残して縫います。
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余分な綿を切り落とします。以下、三角と同様です。
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三角と木が出来上がり。
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配置を決めて
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三角の角を縫い合わせます。糸が白いのはそのままボタンもつけてしまうから。
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ボタンはシンプルに貝ボタンが良いかなって思うのですがお好みでどうぞ。
6枚のは直径1㎝の二つ穴、全部同じボタンを使いました。
10枚のは自宅で作ったのでいろんなボタンを使っています。
着なくなったシャツを捨てるときになんとなくとっておいたボタンがたくさんあるのです。

木と三角をすくい閉じで縫い合わせます。表側だけでなく裏側も縫い合わせてくださいね。
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出来上がり てっぺんにテープやリボンをつけると飾るときに便利です。
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この方法、ご覧のとおりとても簡単です。かわいいプリント布を見つけたらぜひ試してくださいね プリントに合わせて三角の大きさを変えてもよいですね

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2016年8月10日 (水)

新刊本とトートバッグ

キルトパーティは明日から夏休み。
といっても私には宿題がたーくさん・・・残念
でもこの異常な暑さでは外出なんて考えられません。
オリンピックを見ながら作品作り頑張ります

以前にも少し紹介したことのある、斉藤謠子の新刊本が入荷しました。
タイトルは「Scrap Valley」。フランスの出版社が作りました。
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伝統的なパターンをたくさんのハギレで作ったタペストリーやバッグが
きれいな写真とともに紹介されています。

大草原の小さな家のような雰囲気で作品が撮影されています。
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日本の本にくらべると作品のアップの写真が多いので
どんな布を使っているのかがよくわかります。

説明は左頁がフランス語、右頁が英語。
図もついているので言葉がわからなくても大丈夫
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価格は¥5,400。遠くフランスから送られてくるのでちょっとお高めでゴメンナサイ。
夏休み明けのメルマガで紹介する予定にしています。
インターネットでお買い物ができない方は注文書にご記入いただいてもOKです。
ご不明の点がありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
もちろん市川のお店でも販売しています。

英字とストライプのトートバッグを作りました。

作り方は大・小同じ。
英字模様の布と太いストライプの布を利用して作ります。
キットではどちらかのサイズのバッグが一つ作れます。
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大きいのは肩に掛けられて、とても便利。
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小さいのはお手頃サイズ。マチが深めなので見た目以上にものが入ります。
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作り方をさらっと紹介します。

簡単な形ですが型紙を作るのがおすすめ。
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カレンダーや包装紙など白い大きな紙をとっておいて、型紙にしています。
文鎮を置くと作業がしやすいです。

縫い代はきちんと測りながらカッターでカット。
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上部分と下部分をつないでから脇と底を縫います。
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縫い代を割ってマチを縫います。
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中袋も同様に作ります。キットの説明書にはありませんが
中袋にポケットをつけると便利です。
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表袋と中袋を中表にして縫います。
中袋の裏には薄の接着芯をはりました。
表布がしっかりとした布なので接着芯は無くてもよいかも。
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持ち手もストライプの布を利用して作ります。
色部分を中心にして布を裁ちます。
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持ち手を輪にして半分に折ります。
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もう1度内側に半分に折ってミシンステッチをします。
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表に返したバッグに持ち手を載せてしつけをかけ、ミシンで縫います。
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脇の縫い代部分はかなり厚くなります。
太いミシン針を使ってゆっくりとミシンをかけてくださいね。

しばらく暑い日が続きそうです。
体調には気をつけてくださいね

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2016年6月18日 (土)

ふわっふわのストール( ^ω^)

今日は暑かったですね~まだ6月ですよね この先どうなるのでしょう。
暑いのと同じぐらいクーラーで冷え冷えなのが苦手な私にはつらい季節の到来です。
電車やスーパーマーケット・・・・冷たい風の直撃で頭痛がしてくることがあります
そんな私の必需品はストールです。

先日、今までになかったようなふわっふわの肌触りの布が入荷しました。
とても細い糸で丁寧に織られた布を起毛加工しています。
綿100%で、とても軽くて夏にもぴったり
早速お店のスタッフのKさんがストールに仕上げてきてくれました。
写真だとわかりにくいのですが、薄いグレーです。フリンジ部分はこげ茶色。
薄いグレーなのにこげ茶色って不思議ですね。
先染め布は縦糸と横糸の色の組み合わせで微妙な深みのある色を作るのです。
この布は縦糸がこげ茶、横糸は白です。フリンジは縦糸が見えています。
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プリント布の裏表で十字の形にアップリケ。
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私も色違いの紺色で作ってみました。まずは布を1.8mにカットして半分の幅にしました。
耳部分を切り落とします。
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フリンジにするため横糸を抜きます。
ちょっと時間がかかるけどこういう作業は好きです。
糸がとても細いので引っ張ると途中で切れてしまうから、地道にそっと抜くのです。
あると便利なのは細い目打ち
目打ちで横糸をひっかけます。
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縫いた横糸です。濃いブルーでした。
フリンジができたら両端を折ってミシンステッチ。
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グレーとお揃い・・・というよりは新しいデザインを考える気力がなくて、
そのまんま真似っこ
見本と同じように作るのって楽だなあってしみじみ思います。
おなじみの両面接着シートを使いました。
シートに十字の模様を描いて、布の裏に貼ります。
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裁ち切りで布を裁ちます。
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アイロン接着して刺しゅう糸2本どりでザクザク縫って縫いとめます。
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私はマルチワークを使いました。
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マルチワークは初めから2本どりになっているので便利なのです。
でも残念なことにマルチワークは廃番になってしまいました。
メーカーに在庫がなくなり次第、キルトパーティの店頭からもなくなってしまいます。
マルチワークって普通の刺しゅう糸にくらべるとかなりお得なんですよね。
どうもメーカーさんもそのことに気がついてしまったようです。

こんな感じで出来上がりました。写真だと紺の色目がちょっと残念
深みのあるきれいな色なのに。
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肩にかけたり、膝にのせたり・・・・出かけるときにバッグに入れておくと安心です。
こちらの布は1メートル¥1944です。用意ができ次第ウェブでも販売する予定です

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2016年3月17日 (木)

第2回通信販売が始まりました\(^o^)/

すっかりご無沙汰してしまいました。
どうにも花粉症が辛くて・・・正確に言うと花粉症の症状は薬でほぼ抑えているのですが、その薬のせいで眠くて眠くて・・・夕飯を食べると何にも出来なくなってしまうのです。今日はお菓子を食べながら頑張っています。何か食べていると起きていられるのですが、この方法は毎日は使えません
薬局に置いてあった冊子の記事から。アメリカの研究によればアレルギー性鼻炎と花粉症による従業員1人あたりの損失は年間約7万円。日本の就業者数と花粉症の有病率で計算すると約1兆2000億円!・・・スカイツリーが18本建つ、新国立競技場なら8個・・・・だそうです。で、どうすればいいのって言いたくなる。
それにしても7万円かなあ、気持ちとしてはもっともっと損しているような気がする。

さて、第2回通信販売が始まりました
今回から通信販売で紹介する布、全種類を17㎝正方にカットした全種類セットを販売します。パソコンの画面や小さな見本では分かりにくい布の色合や柄の雰囲気を確かめることができるので、タペストリーなどに大きく使うときの配色にも便利かなと思います。
布セットを使って12㎝のパターンも作ってみました。12㎝は3と4の倍数なので製図が楽なのです。この企画はこれからも続ける予定です。気に入ったパターンを作りためてサンプラーキルトに仕上げてもよいですね。もう少し大きくしたい方は125%に拡大して15㎝で作るのもおすすめです。でもピースによっては17㎝正方の布では足りない場合もあるので注意してくださいね。

ストライプドバスケット(縞のバスケット)の紹介です。
型紙を見ながら布を並べて確認です。
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出来上がりはこんな感じ。
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もう1枚作ってみました。まず布を並べてみます。
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ブロックを作っていきます。
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出来上がり。
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ベース部分の先染め布。ストライプの向きを揃えるには三角のピースの置き方を考えてくださいね。もちろん揃っていなくてもOKです
図で説明すれば簡単なので・・・・次回、図をUPします。

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2016年2月24日 (水)

レッツトライの新しいシリーズが始まりました

すっきりしない天気が続いています。でも、もっとすっきりしないのは私の目と鼻
今年も花粉の季節がやってきました。
花粉症でない人には花粉の季節なんてないんですよね。
職場のNさんが「国が花粉を作らない杉の木を植え始めているらしい」と教えてくれました。そんな気の長い話・・・それよりこの目の痒さをどうにかして欲しいです。

気分を変えてかわいい写真から。
先週のことですが、都内で用を済ませたついでに天気がとてもよかったので上野公園の辺りを散策してきました。

水仙とユリカモメ。
初めて知ったけどユリカモメの声はかなり残念な感じでした。
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河津桜が満開
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梅もきれいでしたよ。
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さて、新しいレッツトライのシリーズ「ほのぼのファームのタペストリー」が始まりました。
今回は素朴なアップリケで作るカントリー調のタペストリーです。アップリケがあんまり得意でなかったり好きでない方でも楽しく作ることができると思います。

1回目はこの2枚のパターンを作ります。全部で6枚のパターンを作ってボーダーをつけて出来上がり。ボーダーのデザインはまだ決まっていません
でもきっとかわいくできるはず
この図案のように比較的大きな布をアップリケするときはしつけで縫いとめてからアップリケをするのがおすすめです。アップリケをするときは土台布を文鎮で押さえると作業が楽ですよ。文鎮はセール中です
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鳥の目は水玉の布を効果的に使っています。アップリケの周りは刺しゅう糸で縁取り、アップリケの凸凹が隠せます。
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裏面は土台布をくり抜きます。いつもと同じ方法ですね。
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もう一つ、素朴な細かいチェックの布セット「ラブリーチェックセット」の紹介です。
このセットをお買い上げの方に北欧風のかわいい小物を刺しゅうした「北欧のプレゼント」の作り方コピーをプレゼントしています。

刺しゅうは八角形のピースを裁ってからではなく、大きな布の状態でする方が楽です。
小さなピースにすると刺しゅう枠に張れません。
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刺しゅうが中心に来るように型紙をのせます。マルチデザインペーパーは半透明だから便利です。
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全体のピースワークはこんな風にまず横につなぎます。外回り以外は全部、印でとめる縫い方です。
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作り方のコピーにキルティングラインの説明がありませんでしたね。
おすすめのキルティングラインは刺しゅうキルトの周りに落としキルト。
8角形のピースは1㎝幅の斜めの線。
四角と三角のピースはピースごとのキルティング。
ボーダーは4等分に縦、横の線・・・・文章ではわかりにくいですよね。
次回、コピーに線を引いた写真UPします

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2016年2月15日 (月)

タイルヘキサゴンのタペストリー

昨日の暖かさから一転、今日は寒い1日でした。今日、私は仕事が休み。天気予報は曇りと言っていたような気がして自転車で出かけたら、帰りは冷たい雨にしっかり降られてしまいました。絶対に風邪はひきたくない生姜のシロップを入れた熱い紅茶を飲んで暖かくしました。

今日は第1回の通信販売からタイルヘキサゴンのパターンの紹介です。
何気ないパターンなのですが、枚数をつなげていくと味わい深いパターンなのです。ヘキサゴン(六角形)というのもよいですよね。
「国産アンティーク風プリントセット」をお買い上げの方に作り方のコピーを差し上げています。

キルトにするとこんな感じになります。ここまでたくさん作らなくても、好きな枚数でやめることのできるパターンです。
Kouno


それでは簡単に作り方の説明です。早く作ろうと思ったら1度に数枚を同時進行で作るのがおすすめ。あんまり多いと飽きてしまうので、4枚ぐらいがお手頃かなと思います。
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縫い代はハギレ側に倒します。
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ここからは縫い代は外に倒していきます。
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同時に3つのピースを待ち針で留めてしまいます。そうするとミシンをまとめてかけることができるので早いのです。
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手縫いの場合は1辺ずつでよいと思います。
ミシンの場合は待ち針をたくさん用意します。おすすめはこちら。針が細いので布にすっと刺すことができるのです。
と言いつつこの写真ではシルクピンが多いですね。シルクピンは経済的でおすすめです。

後はこの繰り返し。3枚ずつピースをつけて、縫い代を外に倒していきます。
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パターンの出来上がりの写真を撮り損ねてしまいましたが、キルトのアップはこんな感じです。
Up

柄がうるさくない生成り系の布とハギレを組み合わせると布合わせは簡単です。見本は1枚のパターンを2種類の布で作っていますが、生成り系の布1種類といろんなハギレを組み合わせて作ってもかわいいと思います。
布セットのプレゼントということで見本は布セットの布だけで作っているのですが、皆さまが作るときはぜひ他の布も入れてくださいね。チェックや大柄も混ぜた方がずっとすてきになります。布のトーン(濃さ)は揃えた方が無難かな。でも時々濃い色や薄い色があるとパターンが目立ったり、ぼやけたりして、それがアクセントになるんですよね。
布合わせは悩み始めるときりがありません。悩むより作ってしまった方がよいです

キルトパーティの通販サイトからキルトパーティニュース(郵便でお送りしているカタログ)がご覧いただけるようになりました。
ズームで大きく見ることができるし、おすすめ商品が簡単にわかるし、とても便利と私は思っています

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2015年12月21日 (月)

ハギレつなぎのハウスのポーチ

2日連続のブログ更新 
今日も第8回通信販売から、ハギレつなぎのハウスのポーチの紹介です。このポーチは9月のブログで紹介したものを作り直してキットにしたのです。左が今回のポーチ、右側が9月に作ったポーチ。二つ並ぶとロボットの顔みたいです。
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9月に作ったポーチは実際に使用中。お財布に入りきらないカードとリップクリーム、自転車の鍵を入れています。
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今回の見本にはネコはついていませんよキットにする大きさにネコの布を用意するのはちょっと無理です。今回の通販の布からでしたらこちらの布がおすすめです。どの部分を使おうか迷ってしまいそう 使いたい部分を縫い代分だけ大きく裁って針先で縫い代を折り込みながらアップリケします。輪郭はおおざっぱでもかわいいです。
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ブルーの布 生成りの布

ポーチの作り方は9月のブログを参考にしてくださいね。

キットにはハギレがたくさん入っていて、1枚のハギレで屋根の四角のピースを2枚取ります。ハギレの残りは捨てないでもう1枚四角のピースを取ることができるのです。
スタンプがとても便利で手軽です。
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四角のハギレで作ることができるパターンはたくさんあるのですが、まずはナインパッチを作ってみました。9枚全部をばらばらにすると布合わせが難しいので4枚は同じ布にして5枚をハギレにしています。
4枚の布は柄のうるさくない布がおすすめです。
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テレビを見ながらちくちく縫って6枚出来上がり。
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ミシンで一気に縫えばすぐできてしまうパターンですが、ちょっとずつ作るのが楽しいです。いつの間にかパターンがいっぱい集まって何か形になったらよいなあ

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おさるのサニーのポーチ


第8回通信販売
が始まりました。今日はその中からおさるのサニーのポーチを紹介します。キットにはちゃんと作り方のコピーが入っていますが、写真を見るのが一番わかりやすいですよね。ぜひ参考にしてくださいませ

既に気づいている方もいらっしゃるかと思いますが、サニーくんにはお兄さん?がいます。左がサニー。右は数年前に私が作ったポシェットです。
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ではプロセス写真を一気に並べてしまいます。
顔の布を裁ちます。布の裏に印を写すので型紙の向きに注意です。
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頭の布にも印を写します。頭の布、写真では分からないのですが坊主頭のような触り心地が気持ちよいのです。
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頭の布をカットします。前側は裁ち切りです。
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顔に頭を載せてしつけをかけ、ブランケットステッチでアップリケをします。
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顔の型紙はマルチデザインペーパーで作るのがおすすめ。顔の図案に切り込みを入れておきます。
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型紙を使って顔の刺しゅうの線を写します。刺しゅうをします。
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耳を作ります。耳の裏布は表から見えることもあるので薄茶ぐらいの色目が無難です。
表布と裏布を中表に合わせて返し口を残して縫います。
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カーブにいせ込みを入れます。
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表に返して返し口を閉じます。
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耳の位置を写します・・・こんなことしないで適当な位置に載せてしまっても全然構いません。
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耳を縫いとめます。全部は縫いとめない方がかわいい
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裏布と中表に合わせて縫います。キットに裏布は入っていないのでお好きな布でどうぞ。見本はベージュのギンガムチェック。ちょっと地味でしたね。
後ろ側は向きが逆になります。
印の線はウールより裏布の方が見やすいので裏布を見ながらミシンをかけるのがおすすめです。
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切込みを入れます。
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いせ込みをします。
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表に返して返し口を閉じて、外回りをランニングステッチで一周縫います。
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後ろ側にはポケットをつけました。スイカやパスモにぴったりのサイズにしました。
耳と同じように裏布と表布を中表にして縫っています。
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途中の写真を取り損ねてしまいましたが・・・ポケットは表に返して縫い代を折りこんで端ミシンです。
後ろ側に載せてミシンで縫いとめます。リールやハンドルをつけるためのコードを縫いとめます。
コードの上に布を載せてミシンで縫います。布を下に倒して3辺をまつります。後ろ側の出来上がり。
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ファスナーをつけます。
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前側と後ろ側を外表に合わせて巻きかがりで縫い合わせます。ウールだと針目があまり目立たないので、そんなに丁寧にしなくても大丈夫
針はしっかりとしたブラックピーシング針がおすすめ
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ファスナー飾りをつけて出来上がり。裁ちきりの布をブランケットステッチで縫っただけの簡単なファスナー飾りです
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表布のウールと裏布を縫い合わせるときはミシンが必要ですが、それ以外はとても簡単
普通の綿の布で作るのでしたらキルト綿を重ねて仕立ててキルティングを入れるのがおすすめです。ファスナーの別売りもあります。ぜひ作ってくださいね

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2015年11月 6日 (金)

第7回通販が始まりました

お待たせしました。第7回の通信販売が始まりました。
Quilt Party (The international site)

紹介したいものはたくさんあるのですが、今日はまずミッドナイトクリスマスの最終回から。

ジグザグのパターンのボーダーをつけて仕上げました。簡単なパターンですが奥行が感じられて中のアップリケが映えます。トップが出来上がればキルティングはそれほど大変ではなさそうです。早く作って飾ってくださいね。
見本作品も今キルティングを入れています
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ボーダーは3種類の布、3種類の型紙で作るシンプルなパターンなので、まずは必要なピースを全部裁ってしまうと効率的です。
三角は写真のように無駄なく裁ってくださいね。枚数もきちんと数えておきます。適当に裁っておくと後から何度も数えることになりがちです
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白いプリント布の印付けは布用の布用のシャープペンシル(芯は黒)がなんといっても簡単できれいです。
シャープペンシルの芯の色は薄い色には黒、濃い色には白、いろんな色が混ざったような布にはピンクやブルーがおすすめです。今回はお得な替え芯と合わせてセール価格になっていますのでこの機会に是非そろえてくださいね。

先染め布2種類も全部裁ちました。
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少し凸凹のある先染め布の印付けにおすすめなのは色鉛筆です。シャープペンシルだと芯が細くて布の凹凸に負けてしまうのです。
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この色鉛筆は普通の色鉛筆よりは芯が柔らかくて、でもチャコペンよりは芯が硬いので減りがそれほど速くないのが良いのです。
でも後から消すことができないのでキルティングラインを引くときなどには使わないでくださいね。
こんな感じのざっくりとした布や裏に糸がわたっているような布の印付けにもおすすめです。濃い布には白が見やすいです。
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もう一つ紹介します秋から冬にぴったりのウールのショルダーバッグを作りました。落ち着いたウールのチェックに刺しゅうのアクセントを加えたショルダーバッグです。
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ウールのワンショルダーバッグ(クロスステッチ)

抜きキャンバスのマス目を数えながらクロスステッチでハチを刺しゅうしました。
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刺しゅうが終わったら糸抜きを使って抜きキャンバスの糸を抜くのです。楽しい作業です。
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刺しゅうの出来上がり
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色違いのチェックでもう1つ作りました。素朴なステッチとボタンがアクセントです。
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ウールのワンショルダーバッグ(タペストリーウール)


次回はセンテナリーコレクションの紹介・・・の予定です


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