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2017年7月

2017年7月28日 (金)

とっても簡単ショルダーバッグ

赤ちゃんパンダの名前の募集が始まりましたね。
やっぱり2文字の繰り返しかな うーん、なかなか難しい。
以前(トントン?古すぎ?)はパンダの赤ちゃんなんて全然興味がなかったのですが、
今回はニュースをじっくり見ています。
大きさが〇cmになったなんて聞くとスケールで確かめて両手で形を作ったりして。

さて、今日ご紹介するのはとっても簡単に作れる帆布のショルダーバッグ

斜め掛けショルダーバッグを毎日使っているので、このバッグは見た時から絶対に作ろうって決めていました。

自転車の鍵と定期を入れるポケットは必須なのでちょっとだけアレンジして作りました。

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まずは線の通りに布をカット。ロータリーカッターがおすすめです。

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布の裏にラミネート加工がしてあるので繊細な布切ばさみは使わないほうがよいと思います。
生徒さんからロータリーカッターだと時々切れていないところがあるのが気になるって言われましたが、たぶん刃に傷がついてしまったからです。
を替えれば気持ちいいぐらい切れるようになります。
ハサミと違って簡単に刃を替えることができるのもカッターのよいところ。

マチのところは細かいのでハサミがおすすめ。

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カットしました。持ち手2本、バッグ本体、ふた、ポケットです。ポケットはおまけについているラベル部分を使いました。

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ふたが落ち着くようにマグネットボタンをつけてみました。直接つけてもよいのですが布でくるんだ方が見た目がかわいいです。
しっかりと布でくるみます。

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ふたにマグネットボタンをつけました。

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ふた完成です。途中の写真がありませんが中表に半分に折って左右を縫ってひっくり返しただけ。
周りに端ミシンをかけて縫い代を落ち着かせます。糸は布に合わせた色を用意してくださいね。

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この布は裏側にラミネート加工がしてあってしっかりしているのですが普通のミシンで全然問題なく縫えます。

持ち手の布2本をつなぎます。かなり長めなので私は初めから30㎝カットしました。
右下がカットした部分。

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アイロンで折ります。ラミネート加工なので高温で長くかけるのはやめておきました。大丈夫なような気もしましたが・・・・まずは試してみてくださいね。

待ち針を打つこともできますが、仮止めクリップがとても便利。
力を入れずに厚手の布をはさむことができて、針の穴もあきません。

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ポケットは口部分を折って端ミシン。残りの3辺はアイロンで折っておきます。

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本体にミシンで縫いとめます。ミシン糸はバッグ本体の色に合わせます。

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本体の表面にポケットを縫ったときのミシンの下糸が見えます。
布と同じ色が目立たなくておすすめ。

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本体の脇の縫い代を割ってマチを縫います。
縫い代の始末が要らないのでとても簡単。

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持ち手をつけます。私は縫い代部分を少し長めに置きました。

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ふたをつけます。やっぱり仮止めクリップが便利。クリップをはずしながらミシンをかけます。

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口部分に一周ミシンステッチをかけてから、私は持ち手部分にもう一度ミシンをかけておきました。

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マグネットボタンをバッグ本体に縫いとめて出来上がり

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かかった時間は2時間ちょっと
一番面倒な印付けと縫い代の始末がないのがなんといってもよいです

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バッグ一つが作れるパネルプリントは¥1,728
ウェブショップ以外でも販売しています。お気軽にお問い合わせくださいね

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2017年7月26日 (水)

テキサススターの作り方 その2

お待たせしました
テキサススターの作り方の続きです

でもその前にお客様から送られてきた写真をご紹介。

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インスタグラムでもたくさんの「いいね!」をいただいています。
ビクトリア&アルバート美術館のキルトです。斉藤の作品と同じ布がなくても、こんなに素敵に仕上がりました。
見本の作品と似たような布を探して作るより、今ある布のなかで自分が一番いいなって思える組み合わせて作る方がおすすめです。

では本題に行きます
星のパターンはたくさんできましたか?

星のパターンが出来上がったらヘキサゴン(六角形)のピースを上下につなぎます。
配色を考える前にとりあえずこの状態にしてしまってよいです。

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印から印まで縫います。縫い代は縫いません。縫い代は星側に倒します。
ブロックの出来上がり。

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ブロックがたくさんできたら配色を考えて並べます。

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斜めにつないでいきます。

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しつこいようですが、縫い代部分は縫わないように線の上だけを縫って、角の部分は縫い代はすべてよけておきます。

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裏から見ると角は針をくぐらせて隣の辺に進みます。


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2つのブロックがつながりました。

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裏から見たところ。縫い代は星側に倒します。

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後は同じことの繰り返し。ブロックをたくさんつないだものどうしをつなぎ合わせていきます。外回りのヘキサゴンのピースが足りないところは最後に足しても、ブロックを斜めにつなぎ合わせるときに足しておいてもよいです。

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何枚ぐらいつなげば、どのぐらいの大きさになるかなあって見当をつけてから、少しずつブロックを作りためていくとよいでしょう。このパターンはどんな枚数で作ってもかわいく見えるパターンですよね。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

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2017年7月25日 (火)

斉藤謠子先生と行くスウェーデン手工芸の旅

こんにちは。

梅雨明けして、学校は夏休みが始まったそうで…
毎日暑い☀😵💦ですね。

汗がすごくて冷房は必需品、でも、冷えすぎもツラいですよね。

冷房対策に「ストール」がおすすめ✋

斉藤謠子も愛用しています。
お揃いでいかがですか?

6月に行った「斉藤謠子先生と行くスウェーデン手工芸の旅」でもちょっと寒い時に重宝してました。
綿100%で、ふわふわしていて肌触りがやさしいです。

スウェーデンの旅は、Instagramでリアルタイムでご紹介していたので、
きれいな景色と、楽しいオブジェをご紹介します。

斉藤謠子の著者本「北欧キルト」「愛しいキルト」そのままの世界でした。

空の青色と木々の緑色、 たくさんの手作りに癒された素敵な時間でした。


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2017年7月 1日 (土)

7月になりました

今日から7月、とうとう先月はブログを更新できず・・・
私も残念です

作品の締め切りもどんどん迫ってきて今日の天気のように気持ちもどんより・・・
などと言っている場合ではありません。

阪急うめだ本店では斉藤謠子の作品展を開催中です。
斉藤の過去のキルトや新しい本に掲載されている作品など、とても見ごたえのある展示になっています。
月曜日までです。ぜひいらしてくださいね。

今日の写真、まずは「もぐらのバッグ」

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生徒さんが今日の授業に持ってきてくれました。
持ち手もつけてとても使いやすそうです。材料セットの布で持ち手も作れます。
ポケットの口からもぐらが顔を出しているように見えるところが、このバッグのポイント、そしてちょっと難しいところです。
水玉のグリーンの色目もきれいですよね。

今日紹介するのは第5回通信販売からテキサススターのパターンの作り方①です。
ちょっと長くなってしまいそうなので2回に分けて。

アンティークキルトにあるようなニュアンスの布を集めたUSプリントセットをお買い上げの方にテキサススターのパターンの作り方コピーをプレゼントしています。

3種類の型紙だけで作れる素朴なパターンで、頑張れる枚数だけ作って好きな大きさにすることができます。
大きさは決まっていないけど、キルトに挑戦してみようかなっていう方にもおすすめのパターンです。

たくさん作るとこんな感じになります。

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こちらは生徒さんの作品です。星が瞬いているような、素朴な中にも華やかさがあるように思えます。

今日は星のパターンを作るところまで紹介します。
五角形×6枚、六角形×1枚で1枚の星が出来上がり

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まずは五角形のピースを2枚つないだものを2組作ります。
ポイントは印から印まで縫うこと。縫い代は絶対縫いません。


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縫うたびにきちんと縫い代は倒しておきます。後でまとめて倒そうと思うと大変です。
コロコロオープナーを使ってみました。

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コロコロオープナー・・・名前をきいたときはどうなんだろうって思いました・・・実家の隣の家にいたかわいい雑種の犬がコロだったなあって数十年ぶりに思い出したりして
実際に使ってみたらとてもよかったです。
硬い机の上ではなくてボードの上で使ってくださいね。
ボードは大は小を兼ねます。逆はないです。携帯するときとか小さな場所で作業をするときはこちらのボードもおすすめです。

同じように3枚ずつつないだものを2組作ります。

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3枚つないだものに中心の六角形をつなぎます。この時も1辺ずつ印から印まで、角が集まっているところも縫い代は縫いません。

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もう1枚の3枚つないだものと縫い合わせます。1辺ずつ印から印まで・・・・以下同文でございます。

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縫い終わり。さすがに中心部分はピースが小さいのでコロコロオープナーの出番はなしです。
中心に縫い代を倒してアイロンをかけました。

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星が1枚出来上がり。ストライプの布は型紙を置くときにストライプの向きや場所を意識するとよいですね。

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たくさん作ってみました。

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布セットの8種類だけではさびしいので他の布を混ぜてくださいね。
第5回通販の布でしたらこの布この布この布あたりがおすすめです。
もちろんお手持ちの布もたくさん使ってくださいね。
星と星の間に大きな六角形のピースが入るので、あまり難しく考えずいろんな布で作っても大丈夫
ぼんやりとした柄や色の布よりはっきりとした布が合いそうです。

次回は星のパターンのつなぎ方を紹介します

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