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2015年12月

2015年12月21日 (月)

ハギレつなぎのハウスのポーチ

2日連続のブログ更新 
今日も第8回通信販売から、ハギレつなぎのハウスのポーチの紹介です。このポーチは9月のブログで紹介したものを作り直してキットにしたのです。左が今回のポーチ、右側が9月に作ったポーチ。二つ並ぶとロボットの顔みたいです。
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9月に作ったポーチは実際に使用中。お財布に入りきらないカードとリップクリーム、自転車の鍵を入れています。
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今回の見本にはネコはついていませんよキットにする大きさにネコの布を用意するのはちょっと無理です。今回の通販の布からでしたらこちらの布がおすすめです。どの部分を使おうか迷ってしまいそう 使いたい部分を縫い代分だけ大きく裁って針先で縫い代を折り込みながらアップリケします。輪郭はおおざっぱでもかわいいです。
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ブルーの布 生成りの布

ポーチの作り方は9月のブログを参考にしてくださいね。

キットにはハギレがたくさん入っていて、1枚のハギレで屋根の四角のピースを2枚取ります。ハギレの残りは捨てないでもう1枚四角のピースを取ることができるのです。
スタンプがとても便利で手軽です。
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四角のハギレで作ることができるパターンはたくさんあるのですが、まずはナインパッチを作ってみました。9枚全部をばらばらにすると布合わせが難しいので4枚は同じ布にして5枚をハギレにしています。
4枚の布は柄のうるさくない布がおすすめです。
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テレビを見ながらちくちく縫って6枚出来上がり。
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ミシンで一気に縫えばすぐできてしまうパターンですが、ちょっとずつ作るのが楽しいです。いつの間にかパターンがいっぱい集まって何か形になったらよいなあ

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おさるのサニーのポーチ


第8回通信販売
が始まりました。今日はその中からおさるのサニーのポーチを紹介します。キットにはちゃんと作り方のコピーが入っていますが、写真を見るのが一番わかりやすいですよね。ぜひ参考にしてくださいませ

既に気づいている方もいらっしゃるかと思いますが、サニーくんにはお兄さん?がいます。左がサニー。右は数年前に私が作ったポシェットです。
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ではプロセス写真を一気に並べてしまいます。
顔の布を裁ちます。布の裏に印を写すので型紙の向きに注意です。
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頭の布にも印を写します。頭の布、写真では分からないのですが坊主頭のような触り心地が気持ちよいのです。
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頭の布をカットします。前側は裁ち切りです。
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顔に頭を載せてしつけをかけ、ブランケットステッチでアップリケをします。
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顔の型紙はマルチデザインペーパーで作るのがおすすめ。顔の図案に切り込みを入れておきます。
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型紙を使って顔の刺しゅうの線を写します。刺しゅうをします。
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耳を作ります。耳の裏布は表から見えることもあるので薄茶ぐらいの色目が無難です。
表布と裏布を中表に合わせて返し口を残して縫います。
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カーブにいせ込みを入れます。
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表に返して返し口を閉じます。
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耳の位置を写します・・・こんなことしないで適当な位置に載せてしまっても全然構いません。
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耳を縫いとめます。全部は縫いとめない方がかわいい
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裏布と中表に合わせて縫います。キットに裏布は入っていないのでお好きな布でどうぞ。見本はベージュのギンガムチェック。ちょっと地味でしたね。
後ろ側は向きが逆になります。
印の線はウールより裏布の方が見やすいので裏布を見ながらミシンをかけるのがおすすめです。
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切込みを入れます。
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いせ込みをします。
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表に返して返し口を閉じて、外回りをランニングステッチで一周縫います。
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後ろ側にはポケットをつけました。スイカやパスモにぴったりのサイズにしました。
耳と同じように裏布と表布を中表にして縫っています。
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途中の写真を取り損ねてしまいましたが・・・ポケットは表に返して縫い代を折りこんで端ミシンです。
後ろ側に載せてミシンで縫いとめます。リールやハンドルをつけるためのコードを縫いとめます。
コードの上に布を載せてミシンで縫います。布を下に倒して3辺をまつります。後ろ側の出来上がり。
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ファスナーをつけます。
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前側と後ろ側を外表に合わせて巻きかがりで縫い合わせます。ウールだと針目があまり目立たないので、そんなに丁寧にしなくても大丈夫
針はしっかりとしたブラックピーシング針がおすすめ
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ファスナー飾りをつけて出来上がり。裁ちきりの布をブランケットステッチで縫っただけの簡単なファスナー飾りです
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表布のウールと裏布を縫い合わせるときはミシンが必要ですが、それ以外はとても簡単
普通の綿の布で作るのでしたらキルト綿を重ねて仕立ててキルティングを入れるのがおすすめです。ファスナーの別売りもあります。ぜひ作ってくださいね

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2015年12月16日 (水)

ダーラナホースのバッグの続きです

キルト展&市川のショップにご来場いただいた皆さま、ありがとうございました
キルト展が終わると今年も残りわずか。
こんな陽気ではどうにも現実感がありません。年内にブーツとダウンコートの出番は来るのかなあ

ダーラナホースのバッグの続きです。
前回はバッグの本体にポケットを載せてしつけをかけたところまででした。
ポケットの下部分にまず端ミシンをかけてから仕切りの縦線をミシンで縫います。しつけの印の際を縫ってくださいね。仕切りのミシンは糸の始末もした方がよいと思います。
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ポケットがついたら中表に半分に折って両脇を縫い、10㎝のマチをつまんで縫います。マチの縫い代は切り落とします。
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中袋も同じ寸法で作ります。返し口を残しておいてくださいね。何度か紹介したことがあるので作り方は省きますが中袋にもポケットをつけました。ポケットはたくさんあったほうが便利なのです。
中袋の布は真っ赤なプリント布。赤いものは元気をくれると生徒さんから聞いて手持ちの布から選んでみました。いつか使おうと思って買った50㎝の布がいつの間にやら貯まっているのです。確かにバッグを開けたとき明るい色が見えるのは気分がよいです
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持ち手はヘリンボーンテープを利用しました。適度な柔らかさが扱いやすいのです。3㎝幅のテープなのでウールは裁ち切り6㎝幅でカットします。
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ウールを3㎝幅に折って(両端を中心に折る)テープの上に載せてしつけをかけ、両端と中心をミシンで縫います。
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後は基本の作り方。表袋(ウールの袋)に持ち手をしつけで留めます。
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表袋と中袋を中表に重ねて口部分を一周縫います。
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表に返して口部分にミシンステッチをかけて出来上がり。もちろん返し口は閉じておいてくださいね。
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先日作ったタッセルがぴったりでした。
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今回も悲しい写真。冬はあっという間に日が落ちてしまい・・・左手にバッグ、右手にスマホで影ができないところを探すのですが物理的に無理なようで
最後に寸法を簡単にメモすると・・・ポケットの布は裁ちきり18cm×35cm。バッグ本体は裁ちきり35cm×65cmです。大きさはお好みでアレンジしてくださいね。
このバッグ、使いやすくて作るのも簡単なのでキットを製作中です。

通販のカタログはもうすぐお手元に届くと思います。お楽しみに

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2015年12月 9日 (水)

キルト展が始まりました

今日からキルト展が始まりました。キルト展の初日に天気の良い日を迎えられるとうれしくなります
私は月曜日の搬入で一足先に展示作品を見てきました。
東京ドームでは忙しくて全然見ることができなかった大草原の小さな家のシリーズの作品もしっかり見ることができました。
キルトパーティの生徒さんならではの繊細で豪華なアップリケのキルトや素朴なハギレづかいのキルトなどいろいろな作品が展示されています。
私も頑張って作らないとってキルト展に行くたび強く思うのですが

たくさんのお花の前で。お花を見るのも楽しみの一つだったりします。
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キルト展の入り口の様子。年々、明るく淡いキルトの割合が増えています。

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会場はキルトパーティがある市川駅の一つ千葉寄りの本八幡駅から歩いて10分ぐらいの市川市文化会館です。
時間は10時から5時まで。最終日の土曜日は4時までです。
キルト展の後にはぜひキルトパーティにもいらしてくださいね。お得なセールを行っています

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2015年12月 6日 (日)

ダーラナホースのバッグ

今日の新聞にノーベル賞を受賞したお二人がストックホルムに到着と載っていました。去年の今頃は私もスウェーデンに行っていたことを思い出しました。ノーベル賞の授賞式をテレビの生放送で観たり、博物館でメダル型のチョコを買ったり、・・・そんなわけで?今日はスウェーデンのダーラナホースをアップリケしたウールのバッグを作りました

ポケットにダーラナホースをアップリケ。ポケットは3つに仕切られていて使いやすいのです。室内が暗くてどうにも写真が悲しいです・・・本物はもうちょっといい感じです
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まずはポケットを作ります。ウールには線を引きにくいので仕切りの線をしつけ糸で縫っておきました。
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ウールのアップリケに便利なのがアイロン両面接着シートです。
接着シートに図案を写してアップリケ布の裏面にアイロンで貼ります。図案の左右の向きが逆になってしまうので向きに注意です。
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紙と一緒に布を切ります。
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紙をはがします。布には糊が付いている状態になります。
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アップリケ布をポケットの布にアイロンで貼ってから周りをブランケットステッチでアップリケ。マルチワークを使っています。2本どりになっているからとても便利なのです。
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ポケットの布と裏布を中表に合わせて上下を縫います。
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表に返して形を整えて口部分をランニングステッチで縫います。縫い代の収まりがよくなって飾りにもなるのです。布が厚いので一針ずつ縫います。マルチワークを使っています。
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バッグの本体に載せてしつけをかけます。写真を取り損ねてしまったのですが、バッグの本体は底がつながった1枚布です。
載せる位置はマチのつまみ分を考えてマチの位置より少し上になるようにしています。
見本はマチを10cm(底をはさんで5cmずつ)にしたので底中心より5.5㎝ぐらい上に載せました。
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今日はここまでです

明日はキルト展の搬入です。キルト展は水曜日からですが、火曜日が文化会館の閉館日なのです。
どんなキルトがあるのかなあ。楽しみです。でも金曜日、土曜日のお天気は今のところ雨マークでちょっと心配
皆さま、暖かくしてお越しくださいね。

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