両面プリントのトートバッグ
寒くなってきましたね。今日、キルトパーティにはムートンのブーツを履いてきたスタッフもいましたよ
ジャケットを着るようになると肩にかける布バッグが服装に合わないような気がして、久しぶりに短い持ち手のトートバッグを作ってみました。
こんなバッグです
ポケット、もう少し下につければよかった。でもこのアンバランスなところがよいと思えなくもないです。
色違いもあります
最初はこの水色のバッグを紹介する予定で写真を撮っていたのです。
でも出来上がってみると、あれーっ内側の方がかわいいと気がついてしまい色違いで作り直しとなったのです。
内側はこんな感じ。これを表面と呼ぶにはマチや持ち手のつけ方に無理があるのです。
使った布は英字と水玉の両面プリント。英字柄に天地がないので以前紹介した鳥のプリントより頭を使わなくてよいです。両面プリント
ブルーのバッグはこちらの布 両面プリント
では作り方。まず布をカットします。最初に横糸を見ながら糸目に沿ってまっすぐ切り揃えると後の作業が楽になります。
バッグ本体は47㎝×86㎝ 布の耳を利用するので耳が白くない側から裁ってくださいね。
持ち手は7.5㎝×26㎝を2本
ポケットは23㎝×26㎝
寸法はすべて縫い代込み。線は引かずにロータリーカッターでカットしています。
ポケットの口部分を3㎝折ってミシンをかけて残り3辺は1㎝裏側にアイロンで折っています。
ポケットをバッグ本体にミシンで縫いとめます。上、横とも端から9㎝のところに載せています。
中表に半分に折って脇を縫います。縫うのは端から1㎝ぐらいのところ。縫い代を片側(耳ではない側)に倒して端ミシンをかけます。
布の耳でもう一方の縫い代を隠しています。ミシン糸が見えにくいので赤い線を入れてみました。パソコンはまるっきり苦手な私ですがペイントで線を入れてみたら簡単にできてちょっとうれしい気分
底は端から2㎝のところを縫います。片側(脇とは逆に縫い代を倒すにはどっちの縫い代を切るかを考えてくださいね)の縫い代はミシン目より1㎝残して切り落とします。後でマチをつまむのでじゃまな端部分はカットしています。
2㎝の縫い代でもう1枚の縫い代をくるんでミシンで押さえます。
マチの幅は12㎝。5㎜ぐらいのところにもう1度ミシンをかけて縫い代を1㎝ぐらいで切り揃えます。今回初めてほつれ止め筆ペンを使ってみました。糊のような液体が筆からにじみ出て来るので、布の端に塗ります。しばらくすると乾いて固まるので縫い代がほつれにくいという仕組み
持ち手を作ります。せっかくだから2本で使う面を変えてみました。両端1㎝のところに印を入れます。
2㎝ぐらい折ってアイロンをかけます。
手前側をかぶせるように折ってマチ針で留めます。印を目安にしてくださいね。
折った部分と両端にミシンをかけます。
持ち手の端もほつれ止めペンで縫い代がほつれないようにしておきます。この筆ペンはナイロンテープなどにも便利そうです。
口部分を4㎝表側に折ってアイロンをかけます。
端を1㎝折ってしつけをかけ、持ち手は内側においてしつけで留めます。持ち手の間隔は10㎝です。
赤い線がミシンの縫い目の位置。口部分の上下に端ミシンを表からかけて出来上がり
用尺は50cm。糸はギッターマン701を使っています。
以前紹介した両面プリント、鳥と丸い模様のバッグよりずっと簡単半日かからないで完成です。布をお買い上げの方に簡単な作り方のコピーもプレゼントしています。参考になさってくださいね。
その他にもブログで紹介したヨーヨーのクリスマスツリーのキットや素朴なパターンが作れる布セットなど新商品がUPされました。ぜひご覧くださいね。
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