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2015年9月

2015年9月28日 (月)

ハウスのポーチの続きです

今日は久しぶりにNHK文化センターさいたま教室の授業に行ってきました。武蔵野線から京浜東北線に乗り換える南浦和駅の通路でのこと。とても大きな馬の置物があったのです。(南浦和には競馬場があります)汚れ具合を見ると最近置かれたものではなさそうで、何十回も通っているのにこれに気がつかなかったのかなあと自分にびっくり。それとも私が休んでいたここ数か月の間に設置されたのかなあと思ってみたり。でも帰りの電車でふと思ったのです。私は馬に気がついたことはあるのだけれど、そのことを忘れてしまったに違いない。もう1度自分にびっくりでした
さいたまアリーナにあるNHK文化センターではキルトパーティのカリキュラムでレッスンをしています。詳細はキルトパーティまでお気軽にお問い合わせくださいませ

さてハウスのポーチの続きです。
ヒューストンで買ったお人形と一緒に。
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後ろ面にファスナーをつけます。特に準備もしないで作り始めたので家にあった適当なファスナーをつけてしまいました。長さを調節しなくてよいのでプラスチックの歯のファスナーがおすすめです。オンラインショップでは扱っていないのですが色違いを店頭では販売していますのでお気軽にお問い合わせください。
キルティングができたものにファスナーを中表に載せてミシンまたは手で縫います。
白く見える針目はしつけです。
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縫い代を細目に切り揃えてファスナーで隠すようにファスナーの縁を裏布にまつります。
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壁部分も同様にファスナーをつけます。
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前面と後ろ面を中表に重ねて一周縫います。煙突をはさむのとファスナーを少し開けておくのを忘れないように。
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ファスナー部分を縫うときは歯にミシンの針がぶつからないように、ミシンのハンドルをゆっくり回して縫っています。
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前面の裏布以外は縫い代を切り落とします。
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前面の裏布で縫い代をくるんで始末します。針はしっかりと縫えるピーシング針「ブラック」がおすすめです。
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出来上がり
しっかり口が開いて使いやすいです。
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後ろ面がちょっとさびしいなあと思っていたらぴったりのプリントを見つけました。ネコの形に簡単にカットして端を折り込みながらアップリケ、ぐっとかわいくなりました
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こんな布です。いろんな大きさのネコがあるので作るものに合わせて使えます。在庫もまだありますよ。お気軽にお問い合わせくださいね
ネコちゃんミニカット  ネコちゃん50cm
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2015年9月25日 (金)

すっかり秋めいてきました。

シルバーウィークはお天気に恵まれましたね。私も久しぶりに遠出をして爽やかな秋を満喫してきました。道端にたくさんのコスモスが咲いていました。ピンクの濃淡がきれい
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今日は簡単なハウスのポーチを紹介します。屋根の部分の四角つなぎはヨーヨーキルトのクリスマスツリーのハギレの余りもの。
詳しくは8月11日のブログをご覧くださいね。
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ヨーヨーキルトのクリスマスツリーのキット。ヨーヨー部分にかわいいハギレを使用しています。
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ポーチの後ろ面。
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最初に簡単な図案を描いて、四角を並べて屋根の配色をします。前面と後ろ面で同じ布がつながらないように気をつけます。
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窓も屋根と同じスタンプを利用しています。
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屋根と壁(6㎝×14㎝)をつないだら窓とドアをアップリケ。シームオープナーを使って縫い代を折っておくと簡単できれいにできます。
ドアは横3㎝縦3.5㎝です。
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アップリケの時に欠かせないのが指を保護するシンブル。私は3Dシンブルを使っています。
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トップの完成です。
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屋根にキルティングラインを引きます。四角の中心に縦の線を入れます。壁部分は先染めストライプ布の模様を利用してキルティングを入れます。
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キルティングの完成です。
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煙突を作ります。大きさは横3㎝縦1.5㎝。布2枚を中表に合わせてキルト綿の上に重ねて3辺を縫います。
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ミシン目より外の綿を切り落とします。
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表に返してミシンステッチ。煙突の出来上がり。
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今日はここまでです 続きは数日中に

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2015年9月18日 (金)

オータムキルトマーケット2015に行ってきました

東京ドームのすぐ近くプリズムホールで開催されているオータムキルトマーケット2015に行ってきました。
初日の午前中は入場制限もあるほどの盛況ぶりでした。
私はワークショップのお手伝い。2時間で小物入れがほぼ出来上がり、参加された皆さまにも喜んでいただけて良かったです
オータムキルトマーケットは明日(19日土曜日)までです。

クリスマスの展示コーナーです
ツリーにいろんな手づくりのオーナメントを飾っています。
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キルトだけでなくぬいぐるみやラグなどの小物もたくさんです。
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今日、キルトパーティにテキサスからお客様がいらっしゃいました。
日本のキルトに関する本を執筆なさったテレサさんです。
出来上がった本を届けて下さって斉藤と記念撮影
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10頁にわたって斉藤が取り上げられています。
どこの建物かなあと思ったらキルトパーティの入っているビルでした。
日本の出版社だったらこのビルはこんなに大きく載せないかも。
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お店のスタッフが新しいオリジナルプリントで作った洋服を着てきました。
柄を生かしたシンプルな形です。
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シャリ感のある風合いと落ち着いた色合いが洋服におすすめ
しっかり仕上がるのでバッグなどの裏布にも向いています。
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次回の通販でご紹介します。お楽しみに

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2015年9月15日 (火)

明日からAutumn Market 2015 が始まります

ここ数日、爽やかな日が続いていますね。今年の夏は終わってみれば短かったような。でもあの暑さは強烈でした。
秋本番というにはまだ早いような気がしますが、明日から東京ドームシティ・プリズムホールで「Autumn Market 2015」が開催されます。斉藤謠子のコーナーではクリスマスをテーマにキルトや小物を展示いたします。もちろんキルトパーティの販売ブースもあります。
今日は搬入だったのでどんな様子か写真でちょっとご紹介・・・の予定だったのですが、画像が未だ届かず
写真はもう少々お待ちくださいませ。
簡単に作れる小物入れのワークショップも行います。詳しくはホームページをご覧くださいね。オータムマーケット2015
来年のドームの頁も是非チェックしてくださいね。斉藤謠子のピーターラビットのポスターがUPされています

私の本が台湾でも出版されることになって先日見本の本が届きました
中身はもちろん同じなのですが表紙はネコのバッグに変更されていました。私もこのネコのパターンは気に入っているのでうれしいです。

なぜか平仮名の「の」の字だけはそのまま,台湾ではちょっとだけ日本語を入れるのがかっこいいと聞いたことがあるのでそうなのかなあ。
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台湾の漢字は見ているだけで何となく意味がわかるものがたくさんです。
その中で気に入ったものを二つ。
写真だと小さくて読めないかもしれませんが、ゾウの説明が「長長的鼻子」なんだかかわいいです。
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ハートのバッグは「心形波土・・」ちょっと大げさな感じがします。
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先日の授業に生徒さんが素敵なバッグをお持ちでしたので紹介します
以前のブログで紹介した両面プリントのキャンバス地を使ったバッグです。
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口は綿テープで処理するとおしゃれで簡単です。
左右にループをつけて口を閉じるようにしたのも実用的ですね。
内側は緑の鳥のプリントです。
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Autumn Market 2015 の様子は明日以降お知らせします。
プリズムホールで皆さまのお越しをお待ちしています

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2015年9月 4日 (金)

キルトジャパン10月号が発売されました

キルトジャパン10月号が今日発売されました。
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10月号のテーマはエンブロイダリーキルト。パッチワークキルトに刺しゅうを組み合わせた素敵な作品がたくさん紹介されています。
キルトパーティのスタッフの作品も紹介されています。
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ウールで作ったタペストリー。素朴なデザインがウールの質感とシンプルなパターンによく映えるタペストリーです。
デザインは石田照美、制作は小泉典子、2名ともお店担当のスタッフです。
ウールに刺しゅうを入れる時のポイントは以前も紹介した方眼ピーシングペーパーを使うこと。
図案を写しにくいウールには必需品です。ぜひお試しくださいね。

広島三越での展示会は日曜日までです。
催事ならではの商品をちょっとご紹介

鳥の刺しゅうの周りに四角つなぎをつけて、キルティングはしなくても額に入れると素敵になります。
図案に沿って刺しゅうを入れるだけのプリントとUSプリントのハギレセットがあれば出来上がり。
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刺しゅうを入れる布はこんな感じです。刺しゅうをするときはもちろんフープを使ってくださいね。
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USプリントのセットもいろんな種類を用意しました。
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モンキーレンチ。
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三角だけで作った素朴なパターン
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伝統的なピースワークのパターンをUSプリントで作るとアンティークキルトのような雰囲気になりますね。
皆さまの作品作りのヒントになりそうな作品をたくさん展示しています。
お近くの方は是非いらしてくださいね




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2015年9月 1日 (火)

広島三越で斉藤謠子のキルト展が始まりました\(^o^)/

今日から広島三越で斉藤謠子のキルト展が始まりました。
広島での展示会は久しぶり、斉藤もスタッフもとても楽しみにしていました
広島三越斉藤謠子キルト展

展示会の作品をほんの少しだけご紹介します。
まずは看板。入場無料の四文字が目立ちます・・・でも展示内容は見ごたえ十分です
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ハギレづかいが楽しいピースワークのキルトやクッション、テーブルの上のフルーツやクッキーも布で作りました。
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お人形やウールで作ったフックドラグのマット、素朴なカントリー調の小物やキルトが展示されています。
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「斉藤謠子の毎日着る服、毎日持つバッグ」に掲載されている作品。材料セットの販売もあります。
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写真にはありませんが、斉藤謠子の新しいオリジナルプリントも販売しています。
1枚布のバッグやお洋服におすすめの少し厚手でおしゃれなプリント布です。
皆さまのお越しをお待ちしております

話が変わって
簡単でかわいいバッグの紹介です。
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昨日キルトパーティにいらした講師科の生徒さんが持っていたもの。
市販の真っ黒のバッグに以前ブログでも紹介した猫のプリントをまつりつけて作られたとのこと。
ポイントはきれいに縫い代を折りこんでおくことと、バッグと猫のプリントの間に両面接着芯をはさんで、まつり終えた後にアイロン接着をすることだそうです。
両面接着芯 クモノス

いろいろ応用ができそうな、パネルの上手な使い方ですね

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