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2015年7月19日 (日)

ログキャビン専用キルト綿の紹介です

毎日暑い日が続いていますね
一昨日、今年初めてのセミの声を聞きました。私は虫が大の苦手なのですが、その中でもセミはトップクラス。もう少しするとマンションの廊下や階段、ベランダなどに現れるんだろうなあ。死んでいるのかなあと思ってそっと横を通るといきなり動いたりして、こんな小さなものにびっくりする自分に呆れながらもどうにもダメです。
近所の畑のひまわりも満開になりました
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第4回の通信販売で紹介しているログキャビン専用キルト綿を使って座布団カバーを作ってみました
裏布と綿を一緒に縫いながらログキャビンを作る方法は以前からあるのでご存知の方も多いはず。私も何度かその方法で作品を作ったことはあるのですが、今回初めてログキャビン専用キルト綿を使ってみてちょっと感動しました
綿にプリントされた格子のラインを利用すると表布が一切ゆがむことなくきれいにできるのです。
だから裏布も綿も縫い代分として外回り1㎝だけ大きくすれば大丈夫。無駄なく作ることができます。
レッツトライでは一番基本的なログキャビンで85㎝正方のタペストリーを作っています。
今から作れば涼しくなるころに秋にぴったりの素敵なタペストリーが出来上がり。ひざ掛けやソファーカバーにもおすすめです。
ログキャビンは出来上がりサイズの倍以上の布が必要なパターンなので、布セットにはたくさんの布が入っています。
セットの布を参考にしながらご自分の布も混ぜて作品を作ってもよいですね。
ログキャビン専用キルト綿
オータムログキャビンキルトの布セット

裁判所の階段のパターンで座布団カバーを作りました。基本的な作り方はレッツトライのログキャビンとほとんど同じです。
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まずは製図をします。縦長にしたかったので縦が1本少なくなっています。出来上がり寸法は横21㎝縦23㎝。実際は多少縮むので座布団カバーのように作りたい大きさが決まっている場合は少し大きめの寸法で製図してくださいね。カッコ内の寸法は裏布と綿の寸法です。
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製図をするのに絶対のおすすめは5ミリ方眼のマス目が薄く印刷されたノート。今回のように全体の構図を見るだけなら定規も使わずマス目を利用して図を描くこともできます。私は半分の寸法で図を描いています。
オリジナルノート

ログキャビンの作り方はレッツトライの布セット、ログキャビン専用キルト綿に入っているので、今日は簡単にコツだけをお伝えします。

まずは裏布を裁ちます。裏布選びのポイントは接ぎ目が目立ちにくい柄を選ぶことです。
小さな柄で向きがないものがおすすめです。座布団カバーのように裏布が見えないものは、針通りさえよければどんな布でもOKです。大きな作品を作るときは初めに用尺を計算して裏布を用意してくださいね。
でも裏布をいろんな布で作るのも楽しいかも、裏面も四角つなぎのパッチワークみたいになりますよね
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線に沿って綿を裁ちます。綿にプリントされている1㎝方眼は微妙に寸法が違うことがあります。定規で計るよりマス目を数えてくださいね。
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綿と裏布をしつけで留めます。最初にまとめて必要枚数作ります。
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ハギレを裁ちます。しわくちゃですね・・・本当はまずアイロンです。長い布は半分に折ってカッターで裁ちます。
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ハギレに縫い線を引きます。4㎝幅裁ちきりの片側1㎝に線を引くのですが、3㎝側に定規を当てる方が簡単です。
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ハギレの準備が出来上がり。今回みたいに小さな作品だとハギレの準備の加減が難しいです。多く用意しても無駄になるし、途中で足りなくなると面倒だし・・・大きな作品の場合はかなり多めに用意してよいでしょう。
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5㎝正方裁ち切りの中心の布を置きます。場所をくれぐれも間違えないようにしてくださいね。
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淡い色を載せて中心の布に合わせて裁ちます。
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綿、裏布と一緒に布を縫って表に起こします。私はミシンで縫っています。裏布側に糸の端が出たりしてきれいには仕上がりませんが手縫いに比べると断然早いです。
どちらの方法でも綿の線に布の縫い線がつながるように布を載せて縫うのが1番のポイントです
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中心を挟んで淡い布をつけます。この並べ方が裁判所の階段というパターンになります。
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4枚同時に進めます。ミシンで作る場合はまとめてミシンをかけることができるので、この方法がおすすめです。
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次は濃い布をつけます。
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一周目の出来上がり。
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4周目まで作りました。左から2列目は途中に接ぎがあります。一辺に長さが足りない時は接ぐのがおすすめです。
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残り3枚のハギレをつけるときはちょっと注意が必要です。綿と裏布は縫わないで表布どうしだけを縫わないといけないのです。
今回のようにたった4枚のブロックをつなぎ合わせるときは、つなぎ合わせる辺だけ表布と綿、裏布が離れた状態になればよいので、あらかじめ4枚の並べ方を決めておくとよいでしょう。
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4枚のブロックの出来上がりです。
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綿と裏布、ハギレの準備ができてしまえば手軽に作ることができますよミシンだったら半日あれば十分。手縫いの場合は時間を見つけて少しずつ進めるとよいですね。

長くなってしまったので続きはまた後日
ちょっとだけお待ちくださいませ

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