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2013年11月 5日 (火)

久しぶりの感覚

来年の東京ドームの特別企画は、斉藤謠子のキルトでつむぐムーミン物語です。ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンさんの生誕100年ということで、斉藤謠子がムーミンの世界に挑戦します

約50点のキルト作品を展示いたしますので、斉藤謠子だけでは到底無理ですから、私達スタッフや生徒さんもキルトの制作に必死に励んでいる最中です

私達スタッフは、やはり、ある程度大きな作品を作らなくてはければなりませんので、忙しい中、夜なべをしつつ、そして、私なぞは、入院後の自宅療養中が勝負仕事を再開したら、じっくりやる時間がないということで、必死に頑張りまして、やっとトップが完成いたしました

しかし、そこで、問題発生・・・

股関節の手術をしたばかりの私、長時間のしゃがみは厳禁

と、いうことは、しつけが掛けられません

どうしよう、どうすんだ???と、とりあえず、少し時間が経てばしゃがめるようになるのかと、2週間ばかりキルトトップを放置して足の回復を待ってみたものの、どうにもなるわけもなく・・・

大きいとはいえ、私のキルトは縦90cm横130cm位のサイズ。どうにかできそうな気もする。誰も助けてはくれないぞなんとかせねば

と言う事で、裏布を広げ、キルト芯を広げて、トップを乗せる。足長ピンを打つ所までは何とか、四つん這いの格好でできたものの、ここからが問題である。さて、どうしよう・・・

キルトの真ん中に座って、足をV時に広げられるだけ広げたり、横ずわりでずれながらしてみたり、腹這いになってみたりと、ありとあらゆる方法で、何とかしつけを掛け終わりました翌日は訳のわからない筋肉痛で、カチンコチン

そして、フープに張りまして、いざ、キルトを始めたものの、フープでやるにはちょっと大きくて、床に引きずってしまう重たくて、机とお腹でグイっと止めるにはオエっとなるし、床を引きずり回すので、犬の毛だらけになってしまう。

ムーミンから茶色い毛が生えてたら大変な事になる

少しの間頑張ってみましたけれど、重さにギブアップやっぱり、キルトスタンドに張ることしまして、夫が納戸から引っ張り出してくれました。

そして、久しぶりにキルトスタンドがリビングに鎮座しております

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ちょっと暗い写真ですけれど、「あれ?棒が短くない?」と思った方は、さすがです!

通常、キルトパーティで販売しているキルトスタンドの棒の長さは、特大のキルトも巻けるようにキルトを巻く所は210mあるんですが、これは、私の夫のお手製でして、120cmの長さで作ってくれたものなんです

夫は大変に手先が器用なので、こんな棒くらいは朝飯前作ってもらったのは、もう8年くらい前でしょうか、夫も私もどうやって作ったのか全く記憶がないのですが、一本のネジも見えていないんです。そして、左右の角度も全く狂いがないので、キルトがねじれる事もなく、きれいに巻けちゃうんです

夫よ、もし、今の仕事を失う事があったら、無人島に移り住んで、この棒作って行きて行こうぜ!そして、カヤックもあるから魚も釣れるしね・・・

皆さんのご主人様が器用な方ではなくて、こんな事は無理だけど、私も短い棒が欲しいわ~と思っていらっしゃるは、実は、キルトパーティには短い棒も販売しております。大量生産ができませんので、WEBショップでは販売しておりませんが、120cm2本組みで15,750円(税込)でございます。

ご希望の方がいらっしゃいましたら、是非、dm@quilt.co.jpのアドレスにメールをいただくか、WEBショップのお問い合わせのコーナーにご連絡下さい。

やっぱりね、キルトスタンドは、フープに比べて断然楽ですグイグイと力を入れてキルトが入れられますし、私のキルトはベースの部分がバスケットのパターンをはぎ合わせておりますので、背景の部分はほとんどがアップダウンでキルティングを入れる必要があるので、張り替えて本当に良かった!

ちょっと心配なのは、家に帰ったら、この上に息子達が寝ているのではないかと言う事です・・・

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