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2013年10月12日 (土)

今日は真面目に

今日は、珍しく真面目にパッチワークに関する話です(頑張るぞ~!)

さて、以前、こんな商品があった事をご存知でしょうか。

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オリジナルフェルトピンクッション ¥2,310(税込)

手前の部分には河口さんの「簡単糸通し」をセットいたしまして、棒の部分には糸を立てますそうすると、とても便利な道具となり、丁度、針さしのフェルト部分がリンゴのようになっているので、「指貫き」と「リングカッター」をチョコンと置いておけば、この台を持って歩き、いつでもどこでもお裁縫ができるというすぐれものだったのです

フェルトのマーブル模様も大変に綺麗でしたし、このシックな色の他にも、可愛らしいピンクも作っていただき、そちらも大変な人気でした特に催事会場で斉藤謠子が実際に使っている様子をご覧になられたお客様は、必ずと言って良いほど、お求めいただいておりました

ところが、大変残念な事に、この商品を作ってくださっていた方が、突然、廃業されまして、それからと言うもの、色々なメーカーさんにお声掛けさせていただいたのですが、木の土台部分は作れるという会社はたくさん存在したのですが、問題はフェルトの部分でしたこれをやれるメーカーさんが見つからない1年近くもお手上げの状態・・・

「もうさ、このへんより、北海道の牧場とかに行った方が良いんじゃない?」という意見があったり、思い切って「羊を飼う所から始めたらどうよ?」とかいうふざけた意見もあった。会社の書類が全部食べられてしまう可能性があるし、耳元でメェメェ言われるのもキツイそして、誰が毛刈りをするのかという所だ。羊をとっ捕まえて、バリカンで丸裸にするんだぞ背中の所は何とかなるとしても、ひっくり返す時には相当な技が必要だよくわからないけど、「大外刈」的な技が必要な気がするフェルトにするまではかなりの工程を踏む必要もありそうだし、会社で羊という意見は絶対にない

段々、真面目な話ではなくなってきたので、軌道修正。

どうしようかなぁ・・・と思っていたら、やっと、助けてくれるメーカーさんが見つかりまして、何とか、年内には発売が再開できそうなのです

が、しかし、やはりフェルトの部分は海外で作ってもらう事になるのだそうで、どんなにこの見本を見ていただいても同じようなマーブルにはなりませんで、ちょっと、変わったマーブルになるんです

まだ、開発段階ですのでお見せする事はできませんが、私は「このマーブルもあり」と思っています。

なんと言いますかねぇ、マーブルというよりは、「混ざったの」って感じなんですけど、明るい色合いで、斉藤謠子の最近の作品とイメージもリンクする感じの綺麗なブルーです。

私の意見で、赤いリンゴになっても可愛いいのかなぁと「赤」のみのフェルト玉も作ってもらったのですが、

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うーん、今ひとつ、可愛らしさに欠けちゃう・・・

と、いうことで、欲しかったなーと思っているお客様、年内を目安に販売します。

ですが、海外が絡むとトラブルはつきものなので、遅れちゃったら、ごめんなさいね。

さて、今日、仕事が終わって家に帰ったら、福島へ向かいます。夜中の出発になります。お互い忙しすぎて綿密な計画が立てられなかったので、まずは車中泊をどこでするかが問題。山の中の駐車場、ヤンキーにからまれて、カヤックに一度も乗れないまま、車ごと谷に突き落とされるなんて死んでもいやだわ

それでは、皆様、転覆トリオ、いえいえ、うちの場合は2人と2匹ですから、転覆カルテットになって漂流しなければ、17日に出勤したします福島県の皆様、13日の日曜日は耳を澄ませていて下さい。裏磐梯の方からホイッスルの鳴る音が聞こえてくるかも知れませんので、その時は、「あー、転覆カルテットだな」と思って下さい。

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