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2013年10月 3日 (木)

ザ・FUNDOSHI

昨年末、斉藤謠子がプロディースしたオリジナル生地を使って、一枚布のバッグを作った本「ふだんづかいの布バッグ」(NHK出版)は大変に人気がございます
パッチワークではなく、ソーイングを趣味にしているにもウケが良い

ということで、また新しいオリジナル生地を作ったのです今は、センテナリーコレクションが発売になったばかりでございますので、販売は今のところ、店舗のみでして、通販では、11月上旬の第8回でのご紹介となります。
お楽しみにお待ち下さいね

その中でも、これはかっこいいと私が目を付けたのがこちらの生地

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マリメッコのようなモダンなデザイン。一枚布でバッグを作ったら可愛いだろうな。
写真はモノクロですが、他にも紺色やブルー、グリーンなど、ちょっと可愛い感じの色あいもありますよ
私が、何故、この生地を買ったかと言いますと、どうしても作らなければならないものがあったから。
どうせ作るなら、カッコイイ生地で作りたいんですもの。

そう、私が作らなければならない物、それは、長男、小哲兄さんの「ふんどし」です・・・

斉藤謠子にバレたら叱られないだろうか・・・ちょっとびくびくしております

そして、出来上がった物が

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「粋」とは、まさにこの事だと思います自分でも会心の出来

何故、小哲兄さんは「ふんどし」をしなければいけないかと言いますと、次男坊の栗太郎がやって来てから数カ月した頃から、チン○ンを異常なまでに舐めるようになりまして、可愛いチン○ンがまるでノイチゴのように真っ赤になっても舐め続けしまうのです
時には、変態おっさんのように「はぁはぁ」言いながら・・・
そして、6歳になった今では、体を丸く曲げて舐めるのが辛くなったのか、手でも足でもどこでもいいや、舐めれればいいの~と言う感じで、いろんな所を舐め続けてしまうのです
病院を何箇所もめぐり、色んな検査をしましたが、原因不明
やっぱり、心の病気っぽいという事で、最後に信頼できる先生が、「こういう子だと思って飼い主さんが受け入れてあげる事です」という一言で、我が家は、小哲を「ふんどし犬」として一生育てる事にしました

「ふんどし」を外すと、小哲兄さんはまず、民謡歌手も真っ青なくらい、「はあーーーーー!!」と声を張り上げまして、「はーん、はーん、あーい、あーい」と声をあげながら、家中をお尻を床に擦りつけながらながら歩き回るのですカーブを曲がる所なんか、ものすごいスピードで、綺麗に曲がる。もし「犬のお尻歩き大会」なるものがあったら、小哲は絶対優勝出来ると思います

そして、「ふんどし」を装着しますと、これが面白いようにピタリと止まるのです。

なので、小哲は365日、春夏秋冬24時間「ふんどし」をしています。散歩に行く時は、ちょこっとだけふんどしをずらして、可愛いチン○ンをちょこっと出して出かけるのです。尻尾を引っ張り出す穴が大きめに開いておりますので、ウ○チは、ふんどし装着のままでOKなんです

ですから、この「ふんどし」にはいろんな工夫が凝らしてあります。

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お腹の部分に当たる所には「リブニット」を使って、柔らかく仕上げてあります。
丸くなって寝た時に、生地が細くなってお腹に食い込んだら可哀想ですし、きゅっと締めた時に、チン○ンがはさまってしまうと可哀想なので、ウエスト部分にはタックをとって、体にフィットするように出来ています

そんな愛情たっぷりのふんどし

まさか、斉藤謠子も犬のふんどしになっているとは夢にも思わないでしょう・・・

でも、やっぱり、どっから見ても「粋」でしょ?

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このブログをみて、「私もこのふんどし作りたいわ!」という方はいらっしゃらないと思います。
参考作品にはなりませんけれど、こういう事も素敵な生地でしたら楽しいと言う事です
が、しかし・・・斉藤謠子がこのブログを読まないでくれる事をちょっとだけ祈ります

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