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2013年5月

2013年5月27日 (月)

おぉぉーーーいっ!!

先週の金曜日、久しぶりにお仕事をするためのお休みをとりました。大きなタペストリーを作らなくてはならないのですが、小さな図案を何度も拡大コピーをして、貼り合わせ、横130cm、縦90cmほどの実物大図案を作る事から始めますが、拡大コピーというものは、大きくすればするほど難しい一体全体、今、私はどこをコピーしているの?となるのが常だ

我が家には、業務用のコピー機なんかないから、A4サイズの型紙をスキャナーで取り込み、PowePointのソフトを使って、拡大していく事にした。と言っても、ここは愛する夫の出番「フンフン、そうそう、あら!いい感じだわ~」と極力可愛い声にて夫を励ます事30分。

すんなりと大きな型紙が出来上がる。「あなたと結婚してほんとによかったわ

そうして出来上がった図案の背景にどんなパターンが似合うのか、自分なりに案をだして、斉藤謠子に見てもらう必要があるのでパターン集や参考書を引っ張り出し、似合いそうなパターンを決めては製図をし、色を付けて背景においてみる事を繰り返す。

午前中からはじめた作業もあっという間に3時になる。ちょっとトイレにでも行ってこようとその場を離れ、もどってきたら・・・

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「おぉぉぉーーーい

思わず、江頭2:50風に叫んでしまう

小哲兄さん、何してますの

どうやら、なんぼ待っても遊んでくれない私に、オヤツの催促のようなのですが、(夫の)苦労の結晶の上に堂々と寝込みを決めるとは・・・

そして、網戸から涼しい風がホワーっと入って、大きな紙がグワーっと持ち上がったものですから、小哲兄さん、足を空まわりさせて逃げたのはいいのですが、思いっきり爪痕が残っております思わず、それもアップリケしてしまいそう。

物静かだけれど、ものすごーく頑固な小哲兄さんの頑張り

そして、その夜、犬のしつけって大事だなって思った事がありました。

これは、キルト作家の阪本あかねさんが我が子達に下さったワンコの玩具なのですが、栗のお気に入りになっていて、先日、あまりに度が過ぎて遊んだので、綿が出てしまったのです。直してあげようと思って、縫っていたら、自分の玩具の行く末が気になったのか、ずーっと傍で修繕を見守っております

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縫い終わるまで微動だにせず、ただひたすらに待ち続ける栗太郎。

やっぱり、学校に行ってる子は違いますなぁ

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2013年5月23日 (木)

なりきり

3月21日に発売が開始されたマンスリーキルトの4月号

作っても作っても、いつの間にかなくなって、またも追加で作らなくはいけない事態となる嬉しいけれど、ちょっと大変もう何度めだろう、4月号をこさえるのは・・・

毎回、マンスリーキルトが始まるたび、決まって、最初の月の4月号が異常なまでの売れ行きですこの先、いったい、どうなるのかと不安になるほどよく売れる。

ですが、私たちは知っているのです。月を追うごとに注文数が減っていくことを・・・

途中で諦めるのかしら?それとも、最初から4月号だけを作ってみたいと思うのかしら?

みんな、諦めずに続けようぜ~

そんな訳で、4月号のキットを作り始めましたが、ここで、お知らせです「斉藤謠子のマンスリーかぁ・・・、どうしようかなぁ・・・、まだ在庫があるみたいだし、もうちょっと考えよっかなぁ」なーんて思っている方がいたら、ぼーっと考えている暇なんかないですよ

4月号のベース布の1つが、今回の作ったキットをもちましてメーカーさんの在庫がついに切れてしまいましたなので、これ以降は、別の生地に代わってしまうのです。なので、斉藤謠子とまったく同じキルトが作りたいと思っていらっしゃる方は、急いでお申し込み下さい

さて、生地を大まかに切り終わったところで、ハンドカッターにて一気に生地を裁断していく。
最近、なにかと自分の行動が危なっかしいので、怪我をしないように、左手には鎖の手袋をはめる。
(青森では、手袋を「はく」と言います。最近やっと「はめる」と言えるようになりました )

まるで、マイケルジャクソンのようだそれでは、マイケルになりきって切るぞ!ふぉー

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2013年5月20日 (月)

やっぱり?

最近、「栗ちゃん、おめでとうございます!すごいですね~」と生徒さんから声を掛けていただくので、私は有頂天になっておりますが、中には「犬の話ばかりで、キルトパーティの話がないけれども、苦情はこないのでしょうか」という心配な声もあるのだそうです

今のところ、苦情が来たことはありません。が、しかし、やっぱり?私もそう思ってるんです・・・

もうそろそろ、やばいんじゃないかと・・・

という事で、仕事のお話です

今日は雨の中、久々の千葉教室に行ってきました。

その後、お得意のスープストックにて遅めの昼食

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本を片手にちょっと、休憩今日は、寝入ってしまわないように渾身の力を込めて読書にふける事15分

さて、会社に行くか!

今日は、久々のWEB限定の配信の日。まだ最終チェックが終わっていないので、あれこれと修正

そして、午後4時、いよいよ配信となりました

今回も雑貨類をたくさん紹介しております。明日発売の6月号のマンスリーも買えるようになっておりますので、是非ご利用下さいね。

その中で、「エルフィン&フレンズのパネル布」というものをご紹介しております。イラストレーターの小野みきさんが描く不思議かわいい妖精、エルフィンシリーズのパネル布なのですが、とっても可愛いですよー。

ちょっと、全体の写真にすると小さくて分かりにくいのですが、こんな感じです。

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ベビーキルトに出来るような大きめサイズで販売いたします。

http://shop.quilt.co.jp/default.asp?bunrui1=2&bunrui2=156&shocd=15041&ichiranpage=1&kensaku=

でね、この小野さんのプロフィールが最高に面白いんです!

リンクを勝手に貼ってはいけないように思いますので、検索で「イラストレーター 小野みき プロフィール」と入れて検索してください。Googleですと上から2番目に出てきます。

ひと目お会いしてみたいと思うのは、決して私だけではないはず・・・

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2013年5月15日 (水)

爆発!

爆発と言ってもでも、何かふっ飛んじゃったわけではないですよ

数か月前に、剛力彩芽ちゃんになれるかと思って、ショートカットにゆるくパーマをかけてみたけれど、朝の起きたては、誰にも見せられないくらいの爆発頭になっちゃって、オバQに出てくるラーメン大好き小池さんみたいになっている、私の頭の事でもないです・・・

爆発は爆発でも、人気爆発のほうです時々、びっくりするくらいに売れちゃう人気爆発商品というものがあります

最近では「ワンにゃんマカロンポーチ」がそれ。通算1000個以上作ったように思います

今回の爆発商品は「桜のタペストリー」、おひとりで8個買われたお客様もいらっしゃる

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やっぱり日本人は桜が好きなのですね~

よくある質問ですが、花びらは、5枚続けた形に裁つのではなく、一枚ずつアップリケして下さいね気絶しそうになりながら頑張って下さい

そして、それ以上に売れているのがこちら!

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「桜のタペストリーおすすめ糸セット」

タペストリーを買われるお客様は必ずと言って良いほど、一緒にお買い求めいただいております

が、しかし、売れているタペストリーの倍近い数の糸セットが売れているのです。販売リストを見てみても、糸だけを買っていらっしゃるお客様が多い。

糸って、人気なのですね~

ただ今、手縫い専用のオリジナル糸を開発中でございます。夏ごろまでにはご紹介できるかなぁ・・・

お楽しみに!

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2013年5月 8日 (水)

マンスリーキルト

楽しみにしていた連休もあっと言う間に終わってしまいました

4月27日、団体戦で優勝した次の日は、いつも通り犬のしつけ教室があり、29日は、取手市で開催された「取手こどもまつり」にて団体戦の演目を披露するため、朝早くから取手まで出かけてきました

取手から帰る頃、何だか喉が痛いなぁと思っていたけれど、気のせい、気のせい今年に入って1月、3月と2回も熱を出しているのだから、まさか、また風邪って事はないでしょう。

と思っていたら、どうやら本格的な風邪・・・

東京ドームからずーっと忙しいまま、バタバタと3月の一関のキルト展があり、帰ってきたら、日本橋の催事にでかけ、戻ってきたら、マンスリーキルトが始まったその間、休みらしい休みはほとんどなく、日曜には雨が降っても一日中団体戦の練習に明け暮れた。そりゃ、風邪もひくわっ!

後半の連休は、咳と鼻水に苦しんでいるうちにあっと言う間に終了・・・

5日のこどもの日は、わんこ仲間とバーベキューをして、またも勝利のお酒に酔いしれました。勝利の余韻というものは、何度浸ってもよいものですが、それ以外は、これといった事もなく、鼻水をすすっているうちに時間だけが過ぎてしまった。なんだか、団体戦が終わってから、俗にいう「燃え尽き症候群」になってしまったようで、何をするにもダラダラしていまう・・・体中の力が抜けてしまった感じ・・・

これではいけない頑張らなくっちゃという事で、皆様に、斉藤謠子の新しいマンスリーキルトを改めてご紹介しましょう。

3月21日に発売になりました「すてきにハンドメイド4月号」からスタートした、斉藤謠子のマンスリーキルト

今回は、空想の花「クールビッツ」と動植物をテーマに、半年間でサンプラーキルトを作っていきます。これまでの斉藤謠子のマンスリーキルトにチャレンジされた方にとっては、今回のマンスリーは、びっくりするほど簡単と思われている事でしょうそのせいか、大変な人気となっておりますキルトに初めてチャレンジされる方は、ピースワークとアップリケ、そして刺しゅうまでもお勉強できる、大変によい教材だと思います。

さて、WEBショップをご利用の方は、すでにご存じだとは思いますが、5月号も大変に可愛いですよ

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今回はキノコをアップリケします。

そして、応用はポーチですが、これが、大変に人気なのです

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マグネットでペタっと蓋をするタイプ。

今回のマンスリーは、応用もすこぶる簡単です是非、皆様、チャレンジしてくださいねー。

マンスリーはこちらからお求めいただけます!
あっ!作り方や型紙はついていませんので、必ず、その月の「すてきにハンドメイド」をご一緒におお求めくださいねー。

http://shop.quilt.co.jp/default.asp?bunrui1=24

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2013年5月 1日 (水)

結果発表

4月27日土曜日、江戸川の河川敷で行われた「春季訓練競技大会」の団体戦に、我が家の次男坊、栗太郎が選手として出場しました昨年、一昨年と優勝を逃しているので、今年は何としても優勝したいと、練習を始めたのは今年の1月。

我がクラブからは、Aチーム、Bチームの2チームが出る事になっておりまして、Aチームというのが、優勝を狙ういわば「精鋭」の集まりとなるわけです

昨年、栗太郎はBチームで出場し、何とかかんとか逃走もせず、既定の協議をこなしておりましたが、Aチームとなると内容がめちゃくちゃ難しい我が息子にそんな大役が務まるのだろうか・・・

そう思いつつも、「Aチームでやってみたい」という私の気持ちもあって、頑張ってみる事にしたのですが、今年のAチームは、栗太郎だけではなく、ちょいと問題を抱える子が多くて何度やってもバラバラ・・・脱走したり、ほっつき歩いたり、座ったまま微動だにしなかったりと、なかなか練習がうまくいかないそのうち、何だか人間の気持ちもギスギスしだして、「○○ちゃんが遅いから、みんなずれるのよ」とか、「○○ちゃんが早すぎるから、合わせられない」とか、それぞれ、自分の子が可愛いもんだから、人のせいにしてしまうのです

それに加えて、唯一の練習日である日曜日が雨という日が多く、思ったように練習ができない。そうすると、ますますぶつけようのない、不安と焦りで人間関係があやしくなりだします栗太郎も、フラフラとやる気のない感じ思い立ったようにやってみたり、ボーっとしてみたり・・・

我がAチームは、もうCチームと呼んで欲しいほど、バラバラでまとまりがない挙句の果てには、本番の一週間前は、1頭が辞退してしまい、10頭が9頭になってしまったのです。そうなると、すべてのフォーメーションが変わってしまうので、みんな頭の中が真っ白・・・

ただの1度も成功しないまま、本番の日を迎える事になったのです本番直前まで練習をしましたが、最後の練習にもかかわらず、1頭がほっつき歩き、それを見た栗太郎は、待たなくてもいい所は座り込み、待たなくては行けない所は、不安になってひたすら私についてくる犬だけではない、一週間前に変更になったフォーメーションで右と左のわからなくなった人間が、あらぬ方向に犬を連れて歩きだす・・・

もう、これは、最悪だ栗太郎のチンタラぶりも、どうにも手に負えない

だが、しかし、私の心の中にふっと何故だか「栗を信じる」気持が生まれつつあったのです

そして、最終の最後までただの一回もうまくできず、本番となったのです

会場に入る前、私は全然緊張していませんでした。音楽が鳴りだして、何だかとっても楽しくなってきたのです。栗の前に右手を差し出して、「できる人!」と栗に聞いたら、右手を手のひらに載せてくれた、「じゃあ、頑張ろう、行くぜ!!」とがっちり栗と握手をして会場に内に駆け足で入っていく。

今回の競技内容は、本当に難しかった。足の間を8の字にくぐらせたり、寝ころんでいる人の上を飛ばせたり、競技のほとんどをリードなしで行わなければならなかったのです。

マテの号令もカッコ良く決まりました!

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リードがついていなくたって、ぴったりと付いてきてくれます

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あんなにやる気のなかった栗太郎が、競技が始まったら、一生懸命私の言う事に耳を傾けてくれている。大きな声で指示がでると、パッと動いてくれるのですそして、出来ると得意そうに私の顔を見上げてくれる

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(ちっちゃいですが、一番左が栗です)

あっと言う間に7分の競技が終わったら、審査員が拍手をしてくれていました

色々と細かいことを言い出したら、きりがないけれど、大きな間違いもなく、全員がAチームの役割を果たせたように思います。自分の子しか見ていないから、良く分からなかったのですが、回りのみんなが「凄かった、今までで一番良かった」と口々に言ってくれる

他のチームの競技を見ているうちに、周りのみんなが「もしかしたら、Aチーム、優勝行けるんじゃない」と言い出した。

まさか!相手はプロのドッグトレーナーの集団が、ゴールデンレトリバーやシェパードなんかを引き連れているんだぞ。

ところが、その「まさか」は的中しちゃったのです

私達、なんと、優勝しちゃいました

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これが、今年の精鋭達です

栗ちゃんとトロフィーを持って、記念撮影

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ホントにホントにありがとう甘えん坊の栗が、こんなに立派になってくれて、母は大変嬉しいです栗はやっぱり自慢の子でした

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そして、栗の練習ばかりで、いつもお留守番をしてくれていた小哲兄さんにも感謝、感謝

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