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2011年7月 2日 (土)

あばたもえくぼ

携帯のお知らせメールを受け取り可能にしている方は、すでに7月のショップセールのお知らせでご存じかもしれませんが、今、キルトパーティには、見た目が美しくない持ち手付き文鎮が多数あります

「アウトレット文鎮」と名付けて、通常価格より40%OFFの3150円で販売いたしております。

キルト文鎮は、とても便利な道具です。これがないと何の仕事もできません

けれど、値段が高いのが欠点ですパッチワークでも始めてみようかしらって感じの方に、5250円もする文鎮を絶対買ってとは、なかなか言えない。続くかどうかわからない趣味のために、5250円は勇気がいるもし、続かなかったら、この重たい鉄の塊は処分にだって困るのだ

海外で大量生産してもらい、皆様にお安く提供できないかしらという事で、早速トライしてみたところ、出来上がってきた文鎮は・・・

器量が悪かったのです・・・

2011721

形がイビツだったり、塗料の塗りムラや、傷などが目立つ・・・

日本人ならば、一度目に塗った部分に薄い部分や、はげてしまった部分があったら、同じ塗料で塗るでしょう?しかし、この文鎮は、なぜかちょっと違う色で補修されているのです子供の夏休みの工作だって、もうちょっと上手かもよどうにかしたい気持ちはとてもよく伝わりますが、これでは定価での販売は難しい

ところが、文鎮の役割は小さくて重たければ、見た目なんて、どうだって良いのです。使用には何の問題もありません。

その昔、パッチワークを始めたばかりの頃、文鎮を買う余裕がなかったので、それこそいろんな物で試したことがありました。

最初は、皆さん口を揃えて言うのです「家にある何かでやります。灰皿とかお習字の文鎮とか、何かありますから」と

でもね、探してみて下さい。これだけ小さくて1.3kgの重さのある何かを。

シャケをくわえた熊の彫り物、花瓶、漬物石に米袋。最後には、寝ている夫の足まで借りる。

そんな事を毎回する位なら、多少器量が悪くても文鎮があった方が良い一度使ったら、「あばたもえくぼ」ってくらい、好きな道具になるはずです

という事で、大阪の催事で、「アウトレット文鎮」と名づけ、返品は受け付けない条件で販売したところ、とっても良く売れました

なので、引き続き、7月中は店舗でも販売しちゃいます

7月のショップセールが終了し、数に余裕があればWEBショップでも販売予定です。が、しかし!好評な場合は、残らない可能性もなきにしもあらず・・・・

と言う事で、気になる方は、メールでdm@quilt.co.jpまでご連絡下さいね

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