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2011年7月30日 (土)

ダンスのセンス

梅雨のようなどんよりとしたお天気が続いていますね一時のような猛暑ではありませんけれど、ムシムシして、気分までどんよりしそうです・・・

明日のお天気はどうなのでしょう。日曜日は、栗太郎のドッグクラブの日です

とてもありがたい事に、分離不安の栗太郎を応援してくださっている方がたくさんいらっしゃいますWEBショップをご利用して下さるお客様が、ショップへのメッセージを書き込んで下さったり、わざわざ応援メールを下さるのですお店のレジに立てば、栗太郎を心配して下さる生徒さんが声をかけて下さる

栗太郎よ、ご期待に沿わねば

先週の日曜日、2回目のレッスンに出かけてきました今回から、栗太郎と私だけで通います。家を出る時は、小哲との別れに大絶叫小哲も栗太郎ばかり遊びに連れて行くんだろうっと、珍しく泣きわめき、やっとの思いで二人を引き離して、レッスンへと向かいました

車で送ってもらった後、夫も栗太郎に気づかれないうちに、そーっと帰っていきます

さて、気合いを入れて、頑張ろう

早速、初級クラスがスタート。ドキドキしながらも、栗太郎を連れて、グラウンドへ入ります。初級クラスは、全部で6頭。トレーナーさんの前に一列に並んで、スタンバイ。

私と栗太郎のペアには、特別にベテランの方が付いて下さったのですが、何をするにも初めてとあって、とまどう事ばかり・・・

まずは、リードの持ち方から間違っているのです今まで、左手で持っていたリードを右手で持つようにとの事。たったこれだけの事ですが、慣れない事もあって、四苦八苦

今まで、左でリードを持っていたので、ご褒美にあげるオヤツは、空いている右手で取り出しやすいように、右のポケットに入れておりましたしかし、リードを右手に持たされてしまったので、必然的に左手で右のポケットのオヤツを取り出す時となり、手が交差して、私一人だけセクシーポーズになってしまうのです。オヤツを左のポケットに入れ変えればいいのですが、そんな余裕などありません何しろ、みんなに遅れないように、犬に次々と指令を出し、行動させなければならないのです。

自分の左に足にぴたりとつけて「お座り」をさせる。

左手の手のひらを犬の前に出し、「マテ」の号令

そのまま犬と対面し、後ずさりして犬との距離を取り、「オイデ」と声をかけ、また左足にぴたりとつけて座らせる。

この行動が出来る度に、ご褒美のオヤツをあげつつ、誉めてあげるのです。

栗太郎も比較的こなしておりますが、何しろ飼い主の私がとんでもなくモタモタしてしまうのです

「お座り」→セクシーポーズ 「マテ」→セクシーポーズ 「オイデ」→セクシーポーズ

そんなつもりはないのに、逐一セクシポーズを決めてしまうそして、オヤツがジーンズのポケットに入っているので、なかなか取り出せず、セクシーポーズを決めている時間も長い

次は、どこを触っても嫌がらない子にするために、犬の足先だの尻尾だの耳だのを触りまくります。最後には、口の中にも手を入れて、パカっと口のなかを開けるようにしますが、グランドは朝露でグチャグチャに濡れていて、栗太郎の足は泥だらけ。そんな足を触った泥だらけの手を口の中に入れなくてはならない。悠長にタオルで拭いている暇などないのです。

栗、覚悟せい

我が子達は、赤ん坊の頃からブラッシングや歯磨きをしていますので、どこを触っても大丈夫おそらく、これは誰よりも上手に出来たはず。だけども、周りを見渡して、どや顔する余裕もない

そして、私に付いてくれたベテランさんが、リードを動かすときの足運びを教えてくれたのですが、何しろ、向かい合っているわけですから、私とは右左が逆になっているのです。そんな状態で、左足を引いてから犬を左後ろへ回すようにしつつ、左足につけろと言われても、一体どうなっているのやら、全然わからんのです

ダンスのセンスが全くない人がエアロビ習いに来ちゃった感じで、ひとりジタバタしてしまう見かねたベテランさんが、今度は横向きで実践してくれるものの、90度の関係は、これまた難しい。同じ向きで私の前に立ってくれませんかね・・・

皆さんは、井森美幸ちゃんが、デビューの時にオーディションでやっていたぎこちないエアロビを見たことがあるでしょうかあまりに衝撃的で、大爆笑した事があったけれど、私は決して笑ってはいけない人間だったのです

上手に出来た栗太郎を誉めてあげて下さいと言われたので、しゃがんで誉めていたら「お母さんは、立ったままです!」と言われる。「は、はい!」と立ったけれど、突っ立ったままでは、お座りしている小さな栗太郎をどう誉めて良いのか分からない一緒に歩く訓練では、歩いている途中に犬の名前を呼び、目があったら、誉めてあげて下さいと言うけれど、しゃがんではいけないようだし、止まってもいけないようだし、困り果てて、怒られないように中腰で歩いたままのような感じをかもし出しながら、ちょびっと誉めてみたら、「もっとちゃんと褒めてあげて!」と言う。

まだ始まって15分。すでに八方塞がりのお手上げ状態である

仕舞いには、右手右足が一緒にでているようなロボットみたいな感じのまま終了まるでセンスがない事を実感させられる

各クラス、20分程度の訓練を2回やって終了。

ほへぇー、終わったぁ・・・・

お友達のお父さんが良くできていると誉めて下さったけれど、私の恐ろしくうろたえた感じが栗太郎に伝わってしまい、全くうまくいきませんでした

それでも、栗太郎はたくさんのワンちゃんに会えるのが楽しいらしく、片っぱしからワンちゃんとお鼻をツンツンして楽しそうにしておりますこういう時は、小哲兄さんの存在を忘れているように思います

そして、訓練終了の11時。夫が小哲を連れて迎えに来てくれました。栗の喜びようと言ったら、岸壁の母だってここまで息子を待っていたかしらと言う感じ

そんな栗太郎が頑張れるように、小哲とお揃いで洋服を作ってあげました。明日はこれを着てレッスンに向かいます

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これを着ると、運動とは無縁な恐ろしく鈍くさい小哲もスポーティに見えるから不思議

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栗、頑張らないとね

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まずは、明日はオヤツを左のポケットに入れる事から始めよう

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