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2011年6月 6日 (月)

一大事

久しぶりのブログの更新

なぜならば、我が家に大事件が起きました

なので、ブログの更新どころではなかったのです

おかっぱ頭を披露したばかりの小哲が、死にかけたのです・・・

急にぐったりとして、嘔吐を繰り返し、呼びかけにも反応しない。まるで、死神でも見えているかのように、ぼんやりと天井を見上げている・・・

これはおかしいっ

翌朝、本当は休診日だったけれど、私の慌てた電話の声から、救急で診てもらえる事になり、病院に着くと、イケメン先生が私服のまま飛び出すように迎えてくれました

異物を飲み込んだ可能性を考え、エコー検査とバリウム検査をした結果、糸を飲み込んでいる可能性が高いですとの事。

「糸」・・・

私だ・・・どうしよう・・・

糸は一見、簡単にお尻から出てきそうですが、腸の中でピンと張ると腸を引きちぎって大出血して死に至る事が多いのだそうです

ところが、糸がなかなか画像ではっきりしない。開腹して中を確認したいので、許可が欲しいとのこと。

後悔しないように、開腹をお願いした。私のこの決断があと半日遅れていたら、小哲は今頃、あの世におったのだそうです

結果、小哲は糸などの異物は食していなかったのですが、胃から腸にかけて、激しい炎症を起こしており、嘔吐を繰り返していたとの事。腸炎か膵炎のどちらかとの事で、お腹の中を洗浄し、4日間の入医生活を送りました

10cmほどの大きな傷開き損のような気もしますが、異物のない事が確認できたので、強い薬も使えて、結果的に小哲は助かったのです

これからお嫁に行くわけでもない、とにかく良かった

毎日、仕事帰りに面会に寄りました

最初はぐったりしていましたが、2日目からは、ヨロヨロとゲージから出てきたりして、犬の回復力の早さに驚きました

日に日に回復していく小哲。土曜日は、一緒に帰りたいとドアと私の足を交互に引っ掻いておりましたが、まだちょっと家で面倒をみる自信がない

もう一泊だけ病院にいてね。

休日も返上し、夜中も徹夜で小哲に付きっきりで診ていてくれたイケメン先生

「私も異物でも飲み込もうかしら・・・」という気持ちになったのも、小哲が元気になったから

日曜日、小哲は無事に退院してきました

ずっと一人ぼっちで、2回ほどパニックを起こしてしまった栗太郎

どんなに喜ぶかと思ったら、二回りほど小さくやせ細って帰ってきた小哲には、近づこうともしません

今まで、小哲に嫌がらせする事だけを生きがいとしてきた栗太郎

なんだか、怖い物でも見るように、小哲と距離を取っている。

大人になったのか、それとも病院の匂いがして嫌なのか、痩せちゃって他の犬だと思ってるのか、下痢気味の小哲が臭いのか・・・

早くこんな風に、二人一緒に並んでほしいな

2011661

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