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2011年2月 5日 (土)

誰だ!?

東京ドームの続きの話

キルトパーティのブースは、毎年決まってA-36番。入口の近くです。

今年は、完全にデジタル放送に移行するためでしょうか、ブースの傍にNHKさんのブースがありまして、新しく始まる番組を放映しておりました。その中の時代劇で「うぉー」と雄叫びをあげながら、戦いに向かうシーンがあるのですが・・・

その度にどこかで喧嘩が始まったのかとハッとするのです百恵さんのキルトが見れなくて、発狂したオッサン同士が掴み合いの喧嘩になったのかと・・・この声に慣れるのに丸一日かかりました

さて、斉藤謠子の展示ブースは、北欧風のガーデンとなっておりまして、生徒の皆さんに頑張っていただいた、スウェーデンハウスやら、スタッフが頑張ったモビールなどが飾られまして、とても素敵な雰囲気になっておりました

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スウェーデンハウスには、斉藤謠子の愛犬、ライナス君までいるのです

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他にもワンコがおりますよ

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奥の ドアノブに下がっておりますのは、キルトジャパンに掲載されたホワイトツリーのバッグこれは私が夜な夜な葉っぱのアップリケをチクチクアップリケして作ったものですスッキリしたデザインと可愛い形で生徒さん達にもとても人気があります

そして、パッチワーク通信に掲載された雪だるまのタペストリー。こちらは、近日中に材料セットを販売する予定ですので、しばしお待ちを~

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夕方、お客様が大変少なくなった頃、私がこの展示会場の見張り番をしていた時の事、たいへんに恰幅の良い警備員さんが私に近づいてきたのです

そして

「あの~、あれは違いますよね?何かの間違いですよね?」と言う彼の指さす先にあったのは、テーブルの横にちょこんと置いてあるスチールの丸椅子。

この雰囲気にはとても似つかわしくない丸椅子が、ちゃんと木の椅子と向かい合って、テーブルを挟むように置いてあったのです

まるで、座って下さいと言わんばかりに・・・

誰だ

なぜわざわざロープを乗り越えて、展示ブースの中に入って、そこに置いて行ったのでしょう?椅子だから?

まったく不思議な人が世の中にはいるものです

そして、不思議と言えば・・・

一般の方には、スウェーデンハウスの中身は何が詰まっているのか、とても興味があるようで、見張り番をしていると、必ず聞かれますそして、「ちょっと触っていいですか?」と言って、返事をする間もなく、ポンポンと叩いたりするのです

日本人にとって、キルトはまだまだ美術品としての認識がないのです。

ひっくり返してキルトの裏を触って見たり、ヒドイ人はバッグを持ってみたりする

まだまだ手づくり作品でしかないのかなぁと思ってしまいます

そして、こちらが斉藤謠子の新作キルト

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気絶しそうな数の葉っぱです中嶋と私もボーダー部分の葉っぱのアップリケを手伝いましたけれど、先が見えず、間に合うのかととても心配でした

展示ギリギリまで頑張ってキルティングを入れましたが、まだまだ納得がいかない様子後でもっともっとキルティングをプラスするそうです。

このキルトをご覧になりたいかたは、是非年末のキルトパーティのキルト展にいらしてくださいねキルト大賞をとった五戸さんの作品も、一緒に飾る予定です  

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