実験
毎回、通販で紹介する商品は、みんなで集まって会議で決定します生地の他に、どんな商品を紹介したら喜んでもらえるか、在庫の確保が十分できるかなど、いろいろな事を考慮して決めるのです。商品を紹介するにあたり、それが本当に大丈夫かどうか実験しないといけない物もあります。「便利ですよ~
」と謳っておきながら、そうでもなかったりしたら、一大事
最近、残ったキルト芯同士を簡単につなげる事ができるテープという物ができました。残ったキルト芯をつないで使えるので、とってもECO今となっては、そんな時間などございませんが、私も専業主婦だった時代は、キルト芯をしつけ糸で巻きかがって繋げておりました。
結構、手間がかかる作業です
このテープはキルト芯を付き合わせにして、表と裏からアイロンでテープを貼れば、キルト芯が繋がってくれるので、すぐに次の作業に移れます。「しまったキルト芯、買い忘れた
」なんて時も、小さなハギレになっているキルト芯を寄せ集めて使えるのです。
という事で、とりあえず、本当に大丈夫か実験しますアイロンで接着しますので、一番心配なのが、針通り。「ギシギシして縫えないじゃないの
」と怒られたら大変ですから
まずはキルト芯にテープをアイロンで貼り付けてつなげます。それを表布と裏布の間にはさんで、簡単にしつけ糸で止め、キルティングを入れてみます
もっと抵抗があって、縫いにくいかと思ったら、そんな事はない、ほんのちょっと厚いかもしれない程度で、特に問題はない
でもこれは、良く言えば、「おおらか」悪く言えば「ズボラ」な私の意見神経質な人が縫ったら、ものすごく嫌な感じだったらいけない、ここは慎重にしなければ
何人かのスタッフに縫ってもらって、OKもらわなくっちゃ
えっと、神経質な人は・・・・
キルトパーティにはどこを探しても神経質なスタッフがおりません
という事で、神経質とは縁のなさそうな、船本のもとに向かいます。
「船本さーん。キルティングしてみてください。」といったら、「えっえっ
えっ
何させんの
なんで
なに
」と非常に焦っております
船本の焦り具合に私が焦る
キルティングの抜き打ちテストかと思ったらしいです何故、私が専科の先生までしている人にテストをする必要がありますの?
びっくりしながらもキルティングしてみて、船本も問題ないとの事。念のため、お店のスッタッフにも試してもらいます。
折見、中嶋、石田も「言われてみれば、ちょっと厚いのかも」という程度、何の問題もないとの事で、無事に次の通販で紹介できる運びとなりましたよ
「え、どこ?どこにテープがあんの?え?どこ、見えないよ、あれ?あ、ここにあるのか、全然わかんない、縫えるね、もっと固くなるのかと思ったけど、大丈夫だね。昔のスプレーボンドは、貼った時にギシギシして縫いにくかったよねー、あれ。あれとは違うんだね。これは表と裏にはるの?両方貼らないとだめかな、ちょっと面倒くさいかもね。表だけじゃダメ?やっぱりだめか、隙間があくのか。そうだよね。きゃはははは」
さて、これは誰でしょう・・・
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