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2010年4月

2010年4月28日 (水)

その男

昔、北野武監督の「その男凶暴につき」という映画がありました。

今、うちには、「その男おしゃもじつき」がいます。

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おしゃもじを新しくしたので、古い方を次男坊の栗太郎にあげてみたら、これが栗太郎のツボにはまったのです

四六時中、しゃもじをくわえて歩き回り、長男小哲に「見ろよ~、俺、いいもん持ってるぜほら~、追いかけてみろよ~」と小哲の前をこれ見よがしに歩き回ります

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が、根っからボンヤリしている小哲は何も面白くないぼーっとしていると、追いかけてこないのが悪いと、しゃもじをくわえたまま、「ウヒャー!!」と奇声をあげて小哲を襲撃するのです固いヘラは十分凶器になるので、怖いなんてもんじゃない危ないので、大人4人がかりで小哲を助けに行きます

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数日前は、植木鉢でも同じ事をして怒られたばかり

植木鉢を口にくわえ、メッシュになっている底から小哲を捉えて襲撃前から見ると、犬の体に植木鉢の頭がついていて、ホラー映画さながらです小哲は本当に怖かったようで、しっぽを股の間に挟みこんで、逃げまわっておりました

しゃもじ男は、今日もしゃもじをくわえたままお散歩に行きたいと頑張っておりましたが、「世間の皆様に笑われる」と婆さんに取り上げられておりました

もうそろそろ9ヶ月になる栗太郎

大変になる一方ですが、大丈夫でしょうか・・・。

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2010年4月27日 (火)

反省って・・・

日曜日、夫が一人で暮らしていた横浜のアパートの掃除に行ってきました一人では自信のない私は、母にお願して一緒に行ってもらう事にしたのです

母は70才目前ですが、もの凄く元気4年前に父が亡くなった時は、意気消沈してしまい、どうなる事かと心配しましたが、現在は思いっきり復活いつもいつも手にモップを持ち、掃除する所はないかと動き回っておりますそんな母をこんな時にじっとさせておくのはもったいない!お昼ごはんをご馳走するからと、引っ張り出してきました

引っ越しは済んでいるので、荷物は何もないし、百人力の母がいる事もあって、掃除は1時間で終了し、アパートから車で20分の鎌倉へと向かいました

お天気も良いので、ものすごい人出

鶴岡八幡宮にまずはお参り家族の健康とキルトパーティの繁栄を祈ります(ホントかな?)数か月前に強風で倒れた銀杏の木を見ようと、たくさんの人が群がっておりました銀杏の木は小さくなっておりましたが、芽が出てましたよ

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折角だからと「おみくじ」を引いてみようと私が提案。

「俺はやらない」と嫌がる夫に無理矢理おみくじを引かせたところ、「凶」の文字。「今どき、凶なんて本当にでるの?」と驚いております。「今が一番大変な時」とか書かれておりました。頑張れ、夫

私は「末吉」

ところが「反省するまで自分の姿を鏡に映しなさい」と書いてある私が一体何をしたと言うの?月に1回のエステでは足りませんか?神様。上戸彩ちゃんに似ていると言われた事がありますけれども・・・。

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最後に「スッポンに注意」と看板が書かれた池をのぞき込み、本当にスッポンがいる事を確認。看板がでている位だから、誰かが噛みつかれたに違いないでしょうけれど、大勢の人前でスッポンに噛まれるのはご免です

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2010年4月24日 (土)

力作

パッチワーク通信の6月号が販売になりましたが、そこの28ページに「お針箱を簡単カスタマイズ」というタイトルで、斉藤、船本(ついにFの実名登場)、中嶋、私の4名の作品が掲載されました

今回は、キルトパーティでも人気の「クラフトケース」にアップリケやピースワークしたものを縫い付けて、自分流にアレンジしようというもの

この仕事の依頼を受けた船本に、「林さんも一個作って~ん」と甘えられ、いつもいつも、船本にはおんぶに抱っこの私ですので、そこはすぐにしましたが、OKしたは良いものの、全然アイディアが浮かばないまま数週間さすがに締切が迫ってきて、ヤバイと夜中に四苦八苦して作り上げたのです

そして、どうしても斉藤にもひとつ作ってほしいという要望で、斉藤も一個。そしたら、とても忙しい船本が「私は3個作らないといけない」と言っておりますどうみても無理そうなので、「船本さん、中嶋が暇してまっせ~。」とそっと中嶋を売りに出します

私はポケットの部分に力を入れ、ところせましと一生懸命アップリケと刺しゅうを入れて、自分で言うのもなんですが、かなり可愛らしくできたのです後ろの大きな面は、裁縫道具にちなんで、アンティーク風のミシンをドーンとデザイン。ちょっと力を抜いて・・・

ところが、雑誌には力を抜いた方が大写しになっております私が、目から血が出るかと思うほど頑張って仕上げたポケットは、次のページにちょこっと載っておりました

なので、ここで見ていただきたいと思います

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スケールとか目打ちとか、ルレット、鉛筆などなど、アップリケにしたら可愛い用具をデザインしたのです。ハサミの黄色がポイントになったような・・・。

そして、後ろはこんな感じ。珍しく刺しゅうがうまくできました。

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そして、最後に赤の好きな中嶋が作った、青いお花がメインのクラフトケースです

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現在、黒いタイプのクラフトケースが品切れ中ですが、5月中旬頃には入荷しますよ 白いタイプはまだ在庫がありますので、みなさんも是非、カスタマイズしてみてくださいね~

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2010年4月23日 (金)

衝撃

この春、私の主人の転勤がきまりました

もう7年も単身赴任をしている夫ですが、やっと実家から通える距離に移動になりましたので、先週の日曜日、3年間住んでいた横浜のアパートの引っ越しをしました

私の夫は、とても優しくて穏やかな人ですが、とにかく片付けが苦手です

夫と初めて会ったのは、私が学生の頃。実習行った病院で夫は働いておりました。手先がとても器用な人で、プレパラートを綺麗に作り、白衣を着て顕微鏡をのぞく姿はとても清潔そうに見えました

が、しかーし!本性は恐ろしいほど片付けが苦手

よくテレビで「片付けられない人」の特集をやっておりますが、独身の頃の主人はそれとほとんど変わらないような部屋で暮らしておりました布団の下から、割りばしがささったままの鍋が出てきた事がありますなので、ひとりで暮らしていた部屋を見るのは本当に怖い何か出てくるか、ドキドキものです夫が横浜に転勤になった時は、週末ごとに私が横浜に出かけ、掃除をしておりましたが、愛犬の小哲が来てからは、小哲見たさに主人が帰って来てくれる(いえいえ、帰って来てしまう)ので、一度も行っていなかったのです。

「雨戸を閉めっぱなしにしてたら、鳩がベランダに巣を作っちゃってさー、ホロッーホー、ホロッーホーってうるさいんだよ。」とか「お風呂場のカビが黒から赤になった。」とか言うので、どんどん足が遠のいておりました。

小哲が来てから、はや2年半。今はどうなっているのか想像するのも怖い・・・・。

ですが、夫は学んでおりました。

「そーっと暮らす」という事を。物を使えば場所が動く、動くと戻せないから床に置く。これを繰り返すとゴミ屋敷になると学んだのです。なので、夫は物を使わず、動かさず、そーっと暮らしてきたとの事。おかげでホコリはたまりにたまっておりましたが、私が想像していた恐ろしい部屋ではなく、それなりの男の部屋を保っておりました

ですが、インスタントコーヒーを開封したまま2年放置すると、コーヒーは紫色になる事を知り、紅茶は何年経っても不変な事を知りました

そして、山ほどの衣類をこの際、整理しよう事になり、洗ったのかどうかわからない衣類を仕分けしておりましたら、私の目に信じられない物が飛び込んで参りました

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単なる半ズボン(死語ですか?バミューダパンツとかいうのかしら?)ではございませんウエストの所にご注目下さいベルト代りに通してあるものは、なんと「荷造りロープ」です

私の最愛の夫は、私の目の届かない所で、荷造りロープを腰に巻いて生活しておりました

一応は、「何?これ?」と聞いてみましたが「だって、大きかったんだもん」とフツーの答えが返ってきました。

どうか、誰も訪ねて来なかった事を祈りたいです

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2010年4月20日 (火)

オリジナル??

私の地元、八戸の名菓「豆しとぎ」は、昔っからある素朴なお菓子。

作っている所を見た事がないので、どんな風にするのかよくわかりませんが、青豆がぎっしり入っていて、柔らかくてほんのり甘くてとてもおいしい

私が子供の頃は、よく農家のおばあちゃん達が道端にシートを広げて、野菜やリンゴなどを売っておりまして、その中にビニール袋に包まれた「豆しとぎ」もよく見かけたものです

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美味しいけれど、八戸にいた頃は、それほど食べたいと思わなかった「豆しとぎ」

離れてみると、なんとも懐かしいのです。

この「豆しとぎ」、美味しいのですが、傷みやすいという欠点があり、そのせいか、何年も前に新幹線が開通になったというのに、ずっとマイナーな地元の食べ物として、細ぼそ生きていたようですところが、一昨年の夏、八戸の市場で冷凍になり、素敵なパッケージにつつまれ、黒豆バージョンまで出来ているのを発見その時は、帰りの道中が長いので断念しましたが、いつかキルトパーティのスタッフに食べてほしいと思っておりました

今回、亡き父の命日もあって、一旦、八戸に帰った母に豆しとぎを買ってきてもらいましたので、会社のみなさんにもおすそわけ。喜んでいただきましたよ、八戸のみなさん「豆しとぎ」は都会(市川が都会かどうかはわかりませんが・・・)でも大ウケです。

そして、こちらは、今にでも「どげんかせんといかん!」と言いだしそうな宮崎の名菓だそうです。この場合は「銘菓」?

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社長が「オリジナル商品を開発して欲しい」というので、陶器のシンブルとか、スーちゃんのノートとか頑張って販売してきましたが、今度は斉藤はじめ、スタッフの顔でも焼印にしたお菓子でも開発しましょうかこの際、中嶋の口には×印を印刷しようと思います中嶋のしゃべりすぎは本当に「どげんかせんといかん!」お菓子になったら、最初に食べられた方がいいのか、最後まで残してもらった方がいいのか、微妙です

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2010年4月17日 (土)

取りあい

寒いですね~もう4月も半ばだというのに、昨日、今日と市川は極寒でございます今朝は、ザラザラとみぞれが降っておりまして、庭が真っ白昨日の帰りも、寒さのあまり、家にたどり着かないのではないかと思うほど道のりが長く感じられました

そんなに寒いので、我が家のワンコ達は寝場所を巡って静かな戦いをしております

ちゃんとした飼い主さんなら、どんなに可愛くても、犬と人間の寝る場所はきちんと分けているのでしょうが、我が家はきちんとしていないので、寝る時はみんな一緒なのです

長男小哲は、主人がいる時は100%主人と一緒に寝ますなんたって、相思相愛ですから寒い日は、主人の腕の中にスポッと納まって、腕枕で本当に幸せそうに眠るのです黒い毛色の小哲は、それはもう「黒髪の女」と言う感じで、私をチラっと横眼で見ながら、「フフン!」とばかりに寝ております

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次男坊の栗太郎は、どうやら私の事が好きな様子。常に私にべったりとくっついて寝ております。やせ気味の栗と、貧相な私の組み合わせ。お互いのあばら骨を確かめ合いながら眠りにつきます。暴れん坊だけれど、こういう所は本当に可愛い

ポッチャリ組と貧層組みにうまいこと別れて、二人がそれそぞれに好きな人間にくっついて寝ているので、これで良いかと思うのですが、やっぱり、トラブルが起きるのです原因はまたまた小悪党の栗太郎。

小哲が夜中にちょと暑くなったとかいう理由で、主人の腕の中から抜け出ると、その隙を狙って、絶対にそんなに好きじゃないはずなのに、主人の腕の中に栗がスポッと納まるのです。こっちは小悪魔系の「金髪女」。これは単なる嫌がらせ優しい小哲もこの行動だけは許せない様子戻ってきたら、俺の場所に金髪がいる夜中の3時に「黒髪女」と「金髪女」の静かなる戦いが始まるのです

ワンコ同士が噛みつくマネをしながら、戦う姿を想像すると思いますが、我が家の戦いは違うのです。優しい小哲は戦い方が全くわからなので、まずは、主人の枕元に仁王立ちになります。そして、右手を振り上げて、主人の頭を思いっきりぶん殴るのです栗を睨みつけながら、何度も何度も、主人の頭をパシパシ!パシパシ!するのです。

栗は小哲が怒っているのは重々承知しているのですが、叩かれているのは主人ですから、痛くも痒くもない嫌がらせ大将としては、すんなり場所を譲るわけにはいかないのです。上目遣いでじっと睨んでおります

そして、どんなに主人を叩いても、栗を追い払ってくれないとわかると、今度は私の頭をパシパシ!「お前の犬だろ!ちゃんと面倒見ろよ!」と言われている気がします。

ハイハイと栗を引き取ると、「あー、びっくりした~」とばかりに、元の場所に戻る。

主人が帰って来てから、毎日のように夜中に繰り広げられるこの戦い。あんまり頭を叩かれるので、主人の頭に鍋でもかぶせて寝せようかしら・・・

小哲はちょっと変わった子。一瞬、賢そうに見えますが、もし人間だったら、絶対に「不思議ちゃん」とあだ名がついたに違いない。いつもボーっとしているのに、給食の時間だけは張り切る。秋田犬の仁之助君の口の中かからオヤツを奪い取った勇気で栗をしつけて欲しいのですが・・・

オヤツを見る目だけはランランとしています。小哲、奇跡の一枚

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2010年4月13日 (火)

間違い探し

とても可愛い生地が入荷してきまして、またまたお店のスタッフが見本作りに精を出しております

先週の朝、何となくお店に降りてみたら

「きゃははははー、裕子ちゃん、見て、見て私、間違っちゃったの、これほら、ほら!変でしょ、変でしょそうなの、私、間違っちゃったのよー。変な風な形になっちゃったの。なんか変だなーと思ったんだけど、出来上がっても気が付かなかったのよ。折見さんにも見せたんだけど、折見さんもどこが間違ってるのか、全然わかんないってでも、変でしょ、変なのよ、これ。どこが変だと思う?わかんない?わかんない?変なのよ。もうさー、私、これだから、ほんとにイヤになっちゃうまーた、やっちゃったね?変でしょ。あら、ヤダ!こんな時間!じゃ、私、個人レッスンだから」

どこで相槌をうったらいいのでしょう十分、変だと思ってますが、一言も挟むことができませんでしたそして、何回「変」と言うのでしょうこのブログを読んでくれている方なら、ピンと来るはずそう、またまた中嶋です

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ランニングシャツではありませんよー

本当は、下の写真のバッグの形になるはずでした。

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間違い探しをする程の事はないと思いますが、持ち手の形が違うのです。持ち手を縫い合わせる時に、縫い合わせる生地の組み合わせを間違えると、ランニングシャツみたいな形になるのです。

「こんな形のバッグを作ろう」と思って作っているのに、ランニングシャツになったら、すぐに気がつきそうなものですが…

でも、こうなると、ランニングシャツみたいなのも結構可愛いマグネットボタンでもつけたら、お弁当バッグにもなりそうですよね。私も、現在、下の写真の形でもう少し大きなサイズを作成中です両サイドは、合皮です。こういう異素材を使うと、手作り感がにじみ出たダサいバッグにならず、既製品みたいに出来るのです

でも、こんな四六時中喋りっぱなしの中嶋ですが、本当に可愛い人だと思います

WEBチームのEちゃんは、ピチピチの新婚さん私など、Eちゃんと並ぶと萎れた牛蒡に見えますとてもハキハキしていて、明るくて、可愛いらしいテキパキ、ハキハキ、ニコニコと見ていてとっても気持ちが良い働き方をするのです。

そのEちゃんの事を「ハキハキしていてるし、可愛いよね」と言ったら、中嶋が「私もね、自分の事をハキハキして可愛いと思うんだけど、なんだか惜しいの、何かが違うんだよ。」と自分で言っております。

この場合、「ハキハキ」というのは正しい表現でしょうか…

今度生まれ変わったら、すぐに「そうですね!」という一言を言ってあげられるような人間になろうと思います

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2010年4月 9日 (金)

見目形

以前にも一度ブログに書いた事がありましたけれど、キルトパーティのスタッフ、石田はスザンヌちゃん似の美人さん背も高くてスラっとしてモデルさんみたいいつだったか、電車の中で「きれいな人がいるなぁ・・・」とぼんやり見ていたら、石田だった事があります私よりお姉さんですが、あんな風になれたらいいなーなんて思います。

ぽっちゃりKちゃんが昨日、「いいなー、石田さん。非の打ちどころがない」って羨ましそうに言っていたけれど、見目形は本当にそう思います年齢の近い二人、そろそろKちゃんをなんとかせねば!このままだと来年のエプロンは、一人だけ「白いかっぽう着」になっちゃうひとりだけ「おふくろさん風」になりたくなければ、努力が必要だと言っているのに、「わーい。桜ひよこがあるぅ」とお菓子を嬉しそうに掴んでおります。やっぱ、だめか!

素敵な石田ですが、実はとても天然キャラなのです

一昨年の忘年会、ずっと便所スリッパを履きっぱなしだった石田さん。帰り際に人をかき分けながらスリッパを返しに行く姿に、みんなで倒れこんで笑ってしまいましたこれが私や中嶋だったら、またかで終わるのですが・・・

そんな石田は何故かブタが大好きで、ブタのグッズを集めたりしています今度は面白い物を仕入れてきましたよ。

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これは、いったい何でしょう???? なんかの干物ではありません。

これは皮を型抜きしてあるものなのですが、水につけて指で形を整えるとこうなるのです。

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本当に簡単にブタができあがります。

で、いったいこれをどうするかと言うと、細い革ひもをハーネスの様にひっかけて、携帯につけたり、ネックレスにしたり出来るのです。

他にダックスフンドがありますが、ブタはこのままで可愛いのですが、ダックスフンドにはなにかで色を塗らないと、皮をはがされたようで、なんだかちょっと怖い。

一枚210円で店舗にて販売予定です地方のお客様でご希望の方がいらしたらメールでご連絡下さい

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2010年4月 6日 (火)

サプライズ!

春は新生活のスタートと言いますが、我が家も長年単身赴任だった夫が家から車で40分の千葉県内に移動になりました。しかし、病院に勤務する夫は、朝が早くて夜も遅いので、病院の敷地内にある社宅を借りることになったのですが、引っ越しするまでの数週間を家から通う事になったのです。

で、私が最も恐れていたこと、それは「弁当づくり」 

我が家の夫は無類のお弁当好きなのです。絶対に「弁当を持っていく」と言い出すに違いない。朝、六時半に家を出る夫のために、私は何時に起きれば良いのでしょう・・・・。

お弁当の事には触れないようにしていたのですが、珍しく姉家族と外食に出ていた姑がお土産にと「ヒレカツ」を買ってきたのを見た夫が、「あ、明日お弁当に持っていこう」と一言。一気に血の気が引いて行きましたが、姑の手前、「え゛?!」とは言えません

仕方なく、5時半に起きてお弁当を作り、お茶入れ、6時過ぎにはワンコ達の散歩に出てます7時に帰ってきたら、ここからは、運動会のテーマ曲でもかかっているかのように、もの凄いスピードでいろんな事をやらないと、とても8時半に家を出ることができません

ワンコ達の足を洗い、水を入れ替え、ご飯をあげて、トイレを綺麗にする。今度は私のご飯食器を洗って、ワンコ達に目薬をさし、顔を拭いて耳と口を掃除。続いてブラッシングをして、「今日一日、仲良くする事」と小哲と栗太郎の手を重ねて握手をさせ、歯磨きガムをあげる。その後、掃除機をかけ、ゴミを出し、自分の身支度を整えてダッシュで家を出るのです。

キルトパーティに着いた頃には、もう8割の体力を使い果たしております

夫がお弁当という事は、必然的に私も「弁当持ち」になるわけですが、私は自分で作るお弁当があまり好きではありません中身も味も配置も知りつくたお弁当何の楽しみもサプライズもないのです

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と思って広げたお弁当。自分でもびっくりする事がありました

忙しいのはわかるけれど、デコポンをもうちょっとかわいく容器に詰められなかったのかな、私自分でやった事だけれど、ものすごくサプライズ皮をむきっ放しで放り入れた感じが強い。しかも、何で一個分を全部入れてきたんだろうか・・・。せめて、半分に切って、可愛い容器に入れれば良かった私が幼稚園児なら、恰好のいじめネタになったぞ。

昨日の夜、「あ、お弁当箱忘れてきた!」という夫に、心の中で思いっきりガッツポーズをした私の手には、ちょうど洗い終わったタッパーが握られておりました。「しまった!」と思うより早く、「それでいいよ。」という夫・・・

優しくて、何の不満もない旦那様だけれど、弁当の呪いに掛かっていると思います・・・

今頃は、旦那様もお弁当を食べてるのかなあ、お味噌汁入れるのわすれた!

明日は、大好きなハンバーグを入れてあげようと思います

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2010年4月 3日 (土)

バッグも春らしく

昨日は風の影響で首都圏内の電車が止まり、キルトパーティでも近所に住むスタッフ以外、なかなか会社にたどり着けませんでした私もいろんな電車にちょっとずつ乗りながら、10時半頃にやっと会社に到着しました

昨日は、ビギナーズクラスの4.5月クラスのスタート日。今回は中嶋が担当ですが、私も初回だけは顔を出そうと思っておりましたが、開始時間には間に合わず、ちょっと遅れて様子を見に行きましたが、楽しい中嶋が担当とあって、和気あいあいと進んでおりました。

そんな風にも負けず、今日は桜が満開になっておりました。ここ数日が見ごろの様ですね。衣替えの季節になると、いつも持っているバッグも新調したくなるものです。

キルトパーティにも、なかなか面白い生地が入荷してきましたよ。可愛い生地が入荷すると、スタッフがこぞって見本を作ってきます

やっぱり、見本というのはとても大事。可愛いなーと思っても、実際何に使ったら良いのか、ちょっと悩んでしまいますね。

今回は大きなドット柄の生地が入ってきましたので、いろんな色をつかって見本を作っています。

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私も別の色を買って、ショルダーを作ろうと思っていますが、雑誌のお仕事や、通販の見本を作る仕事に追われ、まだビニール袋に入ったままそんな感じの生地が、うちには山ほどあるのです。キルトパーティの支店ができるくらい。たぶん、ミニカットはお店よりあるかもしれない。死ぬまでに使いきれるか、この生地。頑張らねば!

赤が好きなスタッフ、中嶋も可愛いバッグの見本を作りましたよ。このバッグの特徴は、マチの部分にフェイクレザーのテープを使っているところ。このフェイクレザーは、パイピングの代わりにも使えるので、既製品の様な仕上がりになります。

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生地もテープもまだお店に在庫がありますよ。どうぞお気軽にお問合わせ下さい

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2010年4月 2日 (金)

栗のトレーニング

先日の日曜日、我が家の次男坊、栗太郎のトレーニングをしてきましたその様子をご報告

またまた犬の話で恐縮ですが、最近、「わんちゃんの話を楽しみにしています」というご意見を多々いただきまして、真面目にパッチワークの事を考えて、日々、どんなすごい技術を公開してくれるのかしらと期待している方には本当に申し訳ないのですが、お付き合いください

栗太郎の困った行動は、「林家の事件簿」というタイトルで以前にブログに書いた事がありました。2本のリードを一人ずつに分けると鳴いて大騒ぎする栗太郎を何とかしたいと、プロの方にお願いしてトレーニングをする事になったのです。

「トレーニングをお願いしたい」と言った時、「このケースでは、こてっちゃんとママさんも必要ですよ」というお返事。やっぱりそうか栗を預けて、のほほ~んとしてはいられない。本当に小哲は災難だけど、仕方ない、付きあってやろう

夕方からのトレーニングに備えて、栗が頑張れるようにと、愛情込めて栗太郎にTシャツを作ってあげました力がでるように、可愛いトラックのアイロンアップリケをぴったと貼ってあげます

お散歩の時間に合わせて、夕方4時にドッグトレーナーであり、いつもトリミングをして頂いているトリマーのワタナベさんが我が家にやってきてくれました。ピンポーンとチャイムがなったら、二人とも雄叫びをあげて喜び、「早く玄関をあけてくれー」とジタバタしておりますが、栗は小哲が喜んでいるから一緒になって喜んでいるけれど、実は何だか全然わかってない。バタバタ喜んでいるふりをしながらも「この人誰だっけ?」と目が泳いでおります

すぐに一頭ずつリードをつけて、近くの大きな公園に向かいましたが、やっぱり出だしから全然ダメ。栗はギャンギャン鳴きながら、前のめりになって小哲を必死に追いかけ始めます

私が小哲を連れて前を歩き、後ろからワタナベさんが栗を指導しながら付いてきます・・・と思ったら、栗を連れているのはなんと私の母「なんでこのトレーニングに婆さんは必要なかったはずだけど・・・」

栗が可愛くて仕方ない母は、あまりの心配からついてきてしまったのですそして、私がやるとばかりにワタナベさんからリードを奪い取り、栗を指導しておりますが、全然ダメリードをプロの手に戻して指導再開

栗が鳴いたり、前のめりになったら、「NO!」と言いながら、リードを強く引き、一旦停止させ、ゆっくり歩く事ができそうならリードを弛めて歩き出すあんまり鳴いたらお座りをさせ、背中をゆっくり撫でる。これを繰り返しながら公園まで進みます。栗にだけに地震が来ているのかと思うほどガタガタ震えていて、ちょっと可哀想に思いますが、教えてあげない方がもっと可哀想。このままでは、いつか散歩中に事故に遭います。頑張れ、栗

栗がヒーヒー鳴きながら、でも怒られるのでソロリソロリと歩く姿はなんだかちょっと笑えるのですが、栗は必死に頑張っているようなので、「栗、ちゃんと出来てるよ」と声をかけながら進みました

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公園の中に野球場があって、そこはいつもワンコ仲間が集まる場所なのですが、夕方のお散歩の時間という事もあり、たくさんのワンコが集まっておりました。その中で本格的なトレーニングを開始します。

ところが、いつも栗を可愛がって下さる方たちが、あまりの事に「栗ちゃん、どうしたの?」と飛んできて、栗を抱きしめちゃったりするのですそうなると、栗は助けを求めて大絶叫「俺は虐待されてますぅ助けてください、レナちゃんのパパー次郎のママーーーそっちにいるのはプーちゃんのママじゃありませんか俺を助けてくれー」と緊張の糸が切れ、やりたい放題でございます

頑張れるうようにとTシャツを作りましたが、どちらかといえば「トレーニング中につき、抱きしめないでください」という看板が必要だった・・・。

私が栗を股の間に座らせてしゃがみ、ワタナベさんが小哲のリードを持って、私の周りをクルクル歩きます最初は遠くから始めて、だんだん輪を小さくして近づいてくるのですが、小哲の後を追わず、じっとしていないといけません。これも全然ダメ。側に行きたいと必死にヒーヒ鳴き続けるのです一緒に暮らしているのに、なんだろうこのシチュエーション・・情けない

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極寒のグランドで二時間の特訓後、家まで同じように訓練しながら帰りますが、先を行く小哲があまりの栗の鳴き声に不安になり、可哀想だと地べたに這いつくばって待ってくれます。小哲って、本当に優しいそれなのに、庭に出て遊べば、俺より早く走ったのが悪いとか、ぼーっとしているのが気にくわないとかいう理由で、わざとぶつかったり、時にはTシャツに噛みついて穴を開けたりするのです

後ろから「その子はどうしたのですか?どこか痛いんじゃないのかしら?」と優しいお婆ちゃまが声をかけてきたら、またもや大絶叫「お兄ちゃんと一緒に行きたいと鳴いてるんです」というと「どうして一緒に行ったらいけないの?こんなに鳴いてるのに、可哀想。私、この声を聞いているのが耐えられないから、向こうから帰ります。」なんて一般人にもご迷惑をおかけしながら、家まで帰ってきました

ここでトレーニングを終えてしまったら、すぐに忘れてしまうので、自分たちでもトレーニングを続けることになりました次の日から母に手伝ってもらい、朝の散歩から始めたのですが、まだまだダメ。今は、家を出る時間を少しずらし、公園で待ち合わせるのですが、先に公園にいる小哲は、遠くから聞こえる栗の鳴き声で心配になるらしく、やっと栗の姿が見えると、「はあーーーん」と変な鳴き声をあげて、栗を迎えに来るのですまさに、兄弟愛

公園でまた別れようとしたら、「絶対にイヤだ」とわけのわからなくなった栗太郎が、母のお尻にカプっと噛みついて、痛がる母には悪いけれど、私は大爆笑です

家に帰って、「アニキ、俺、全然できなかった」「ちょっとは頑張れよ・・・」と言っているような写真が撮れました

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家の中にいれば、小哲の真似ばかりしているんだから、散歩も真似してほしいのですがまだまだ無理そうです

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でも、私は諦めずに頑張ります

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